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授業科目名 | 社会の中の医療・医学 | ||
時間割番号 | 054051 | ||
担当教官名 | 香川 知晶/石原 武司 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・木・I | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生対象 | |||
<授業の目的および概要> | |||
現代の医療・医学をめぐるさまざまな話題を取り上げ、倫理的、社会的、制度的側面から問題の背景を理解するとともに、具体的事例にそくして問題を考える力を養うことを目的とする。人間の誕生と死の場面をめぐる問題、現代医療のあり方をめぐる問題、社会の中での医療をめぐる問題から、基本的に1回に1つの問題を取り上げることにするが、問題によっては数回にわたって同じ問題を取り上げ、検討していく。 | |||
<授業の方法> | |||
教科書・資料に基づく講義形式を基本とするが、過去にテレビ等で放送された映像資料もできるだけ多く利用し、講義内容を確認し、深める予定である。 | |||
<成績評価の方法> | |||
成績は、随時提出してもらう小レポートと学年末の定期試験を総合して判定する。小レポートと定期試験の成績に占める割合は3対7とし、定期試験は基本的な知識を前提に、各自の議論の展開の仕方を見る予定である。なお、4分の3以上の出席を単位取得の最低条件とする。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
特別の準備は必要としないが、ディスカッション等への積極的な参加が求められる。 | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
(未登録) | |||
<授業計画の概要> | |||
今学期は、以下のようなテーマをめぐって、全講義を香川が担当する予定である。 1.現代医療のあり方をめぐる問題 (1)医療化社会 (2)インフォームド・コンセント (3)実験と治療 2.人間の誕生と死の場面をめぐる問題 (1)人工妊娠中絶 (2)出生前診断 (3)生殖技術(1)AID (4)生殖技術(2)体外受精 (5)脳死 (6)小児の臓器移植 (7)安楽死(1):日本の場合 (8)安楽死(2):欧米での議論 3.社会の中での医療をめぐる問題 (1)遺伝子診断 (2)優生思想 (3)ヒト・クローン |