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授業科目名 死生学入門
時間割番号 054028
担当教官名 中村 和彦
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
「生」と「死」に関する講義、ロールプレイを含めた発表、グループ討論、シナリオ作り等を通して、認識を深める。将来にわたって「生」を真剣にとらえていく力をつける。
<授業の方法>
現代社会における「生」「死」を取り巻く基本的な考え方に関する講義
個人ワークシート、グループワーク等を用いた死生学演習
<成績評価の方法>
出席の有無・関心度・テスト結果・自己評価
<受講に際して・学生へのメッセージ>
私たちはふだん、「死」と直面しながら生活することはありません。また今日の日本で「死」の体験はしだいに希薄なものになってきているといわれています。「死」をとらえながら「生」を考えるという体験の中で、関わりと自立の大切さを学んでほしいと思います。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
  1. ISBN:4900918091,
    (「ホスピス最後の輝きのために」内藤いづみ他,オフィスエム 「せかんど・かみんぐあうと」大石敏寛,朝日出版社 他、授業の中で随時紹介する。 )
<授業計画の概要>
1 オリエンテーションこの授業の進め方とねらい
2 「生」「死」をどうとらえるか
3 遺伝?環境?胎児診断を考える
4 サリドマイド剤の罪−胎児の環境としての母体−
5 映画「典子はいま」から学ぶ
6 水俣病を考える
7 われわれはエイズから何を学んだか?(1 )免疫のメカニズム
8 われわれはエイズから何を学んだか?(2 )共生と差別
9 脳死・臓器移植の是非(1 )何が問題か?
1 0 脳死・臓器移植の是非(2 )あなたのliving willは?
1 1 ホスピス・在宅ケアの理念と実践
1 2 死をとらえながら生きる−死生学の実践−(1 )
1 3 死をとらえながら生きる−死生学の実践−(2 )
1 4 一人称・二人称でとらえること
1 5 まとめ−この授業をどう生かすか−