授業科目名	【環】自然災害と地理学
時間割番号	053024
担当教官名	清水　大介
開講学期・曜日・時限	前期・月・II	単位数	2
＜対象学生＞
全学生対象
＜授業の目的および概要＞
自然災害には、洪水・干ばつ・冷夏などの気象災害や、地すべり・土石流・斜面崩壊などの土砂災害、そして地盤震動・液状化・火砕流などの地震や火山噴火による地盤災害が挙げられます。こうした自然災害への対策には、まず自然をよく知ることが必要不可欠です。その上で、自然災害の軽減を目指して何をすればよいのか、いろいろな災害例を通して考えていきましょう。
＜授業の方法＞
講義形式で進めていく予定です。
＜成績評価の方法＞
学期末試験及び出席状況をあわせて評価する予定です。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
欠席、遅刻することなく出席することができる学生の受講を望みます。教育人間科学部社会科専攻の学生だけでなく様々な専攻の学生、特に高校時に地理を選択しなかった学生の受講を歓迎します。
＜テキスト＞
特定のテキストは使用しません。但し、高校時に使用した地図帳があれば持参してください。
＜参考書＞
小島圭二, 自然景観の読み方7　自然災害を読む, 岩波書店, ISBN:4-00-007827-5 水谷武司, 自然災害と防災の科学, 東京大学出版会, ISBN:4-13-062708-2 その他の参考図書については、授業中に適宜紹介する予定です。
＜授業計画の概要＞
各テーマを2~3回で進めていく予定です(講義順序は、一部変更する場合があります)。 1. はじめに 2．自然災害の定義 3. 自然災害の地域的特色 4．個々の自然災害 　　─洪水災害 　　─高潮災害 　　─土砂災害 　　─地震災害 　　─火山災害 5．自然災害への対応 　　─災害予測 　　─土地利用と管理・規制 6．学期末試験