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授業科目名 人とくらしと法
時間割番号 052042
担当教官名 藤原 真史
開講学期・曜日・時限 後期・火・V 単位数 2
<対象学生>
 全学生対象
<授業の目的および概要>
 現代社会では、私たちの日々のくらしを実に多種多様な法律が規制し支えている。本講義では、私たちの生活にとって身近な、あるいは大きな影響を有するいくつかの法律を素材に、その制度設計や実際の運用に関する理解を深めていく。それにより、社会の諸事象を法律を通して冷徹に分析する能力の修得を目指す。
<授業の方法>
 講義形式で行うが、身近な問題を中心に討論の機会も設けて論理的に考える力を養うようにしたい。
<成績評価の方法>
 学期末に論述形式の試験を実施する。成績評価に際しては、出席状況も勘案する。

 ・出席 20%
 ・試験 80%

※期末試験の他に、講義の状況を睨みつつミニレポート等を課すかもしれない(1~2回程度)。その場合はミニレポート等の評価も加味して成績評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 社会のあり方に関心を有する全ての方の受講を歓迎します。

【オフィスアワーについて】
 後期授業・試験期間中は火曜日3時限に研究室(K-313)で実施する予定です。
<テキスト>
  1. テーマ毎にレジュメを配布する。なお、授業では具体的な法律の条文を参照するため、小型の六法を購入するかインターネット等により各回で扱う法律の条文を入手する必要がある(開講時に詳しく説明する)。
  2. <参考書> 池田真朗・野川忍・長谷部由起子・犬伏由子・大塚英明, 『法の世界へ 第3版』, 有斐閣, ISBN:4641122156
  3. <参考書> 森泉章(編), 『法学 第3版』, 有斐閣, ISBN:4641183015
  4. <参考書> 市川正人・山本和彦・酒巻匡, 『現代の裁判 第3版』, 有斐閣, ISBN:4641122296
  5. <参考書> 中島誠, 『立法学』, 法律文化社, ISBN:4589027666
<参考書>
  1. 山下淳・橋本博之・小幡純子, 『行政法 第2版補訂』, 有斐閣, ISBN:4641121893
  2. 宇賀克也・大橋洋一・高橋滋(編), 『対話で学ぶ行政法』, 有斐閣, ISBN:4641129266
  3. 岸田里佳子, 『景観法を活かす』, 学芸出版社, ISBN:4761523530
  4. 阿部泰隆・淡路剛久(編), 『環境法 第3版』, 有斐閣, ISBN:4641086931
  5. 河野正輝・増田雅暢・倉田聡(編), 『社会福祉法入門』, 有斐閣, ISBN:4641143412,
    (上記以外にも授業の中で適宜紹介する。)
<授業計画の概要>
 概ね以下のテーマについてそれぞれ1~2回分の講義時間を割り当てて講義を行う予定であるが、受講生の関心によりテーマや時間配分については適宜、追加・調整する。

 ◇中央政府・地方自治体と法
 ◇市民参加と法
 ◇市民活動と法
 ◇環境問題と法
 ◇まちづくりと法
 ◇福祉と法
 ◇情報公開と法
 ◇個人情報保護と法
 ◇行政手続と法
 ◇行政改革と法