授業科目名	【ゼ】日本人の思想
時間割番号	051101S
担当教官名	黒澤　幸昭
開講学期・曜日・時限	後期・月・V	単位数	2
＜対象学生＞
全学部１年次生
＜授業の目的および概要＞
日本人の思想を規定してきた諸要素学ぶことを通じて、自己がその中で生きている文化の理解を深める。今年度は論語の思想を取り上げます。教科書に下村湖人著「論語物語」（講談社学術文庫）を用いてみたいと考えております。手に入らない場合は直接「論語」を読んでみます。読むことを通じて文献の理解の仕方、発表、レポートのまとめ方なども学べるようにしたいと思います。
＜授業の方法＞
担当者があらかじめ決められた範囲を自分なりにまとめ、それを発表し、皆でそれについて話し合うことを通じて思想の理解を深める、いわゆるゼミ方式で行います。
＜成績評価の方法＞
レポート提出。出席点を２割程度加味します。レポートの採点基準は、レポートの書き方を説明するときに話します。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
発表することは出席点の必須要件です。また話し合うためには、定められた範囲を全員読んでおくことが最低条件です。つまり予習が必要です。
＜テキスト＞
論語物語, 講談社, ISBN:4061584936, (現在入手できますが、開講時に手に入らないときは、以下になります。) 論語, 岩波書店, ISBN:4003320212, (岩波文庫です。)
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
最初、論語の背景、基礎的に知っておくことなど説明します。その後当番を決めて発表形式で行います。人数や内容によって進み方が決まります。中間に１回レポートを提出し、最後にまた全体のレポートを提出して、それにより成績を判定します。