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授業科目名 | 日本文学に親しむ | ||
時間割番号 | 051006 | ||
担当教官名 | 藤木 直実 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・月・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生対象 | |||
<授業の目的および概要> | |||
森鴎外の小説を読む。とりわけ同時代を扱った短編群を扱い、その文学の豊かさを味読するとともに、テクストが照射するさまざまな問題について考察する。文学や美術から医学や軍事までにおよぶ広汎な領域にわたって展開された森鴎外の活動と、その時代についての理解を深める。 | |||
<授業の方法> | |||
おおむね講義による。受講者のコメントや感想の提出を求める場合もある。取り上げる作品を事前に読んでくること。 | |||
<成績評価の方法> | |||
4分の3以上の出席を必須とし、レポートを課す(100%)。講義内容を踏まえ、さらに発展的な調査および考察を期待する。独自の問題設定と論理的一貫性を評価の基準とする。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
嫁姑問題に翻弄され、妻のレイプ疑惑に悩み、我が子を安楽死させるべくか決断を迫られる…。鴎外の短編小説は、なかなかにスリリングですよ。 | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
第1回 ガイダンス 第2回・3回 独逸三部作の世界 第4回・5回 「女の声」を盗むー「そめちがへ」 第6回 文体の模索ー「有楽門」「朝寝」 第7回~10回 文豪のスキャンダルー「半日」「魔睡」「金比羅」 第11回・12回 作家の妻が書くときー森しげ「波瀾」 第13回・14回 小品の世界ー「杯」「桟橋」「大発見」など 第15回 まとめ |