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授業科目名 日本文学環境論
時間割番号 051001
担当教官名 橋本 朝生
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
説経〈さんせう太夫〉を読む。説経は室町時代の語り物。〈さんせう太夫〉は安寿と厨子王の物語で、森鴎外の小説『山椒太夫』の元の元となった作品。本文を正確に読み解くことを通して、日本において文学が発生する環境を考える。
<授業の方法>
講義。受講者に朗読してもらい、理解を確認しながら読み進める。
<成績評価の方法>
4.試験 100%
5.理解度を評価するために論述式試験を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
テキストは古文ではあるが、もともと聴衆たちが耳で聞いて理解したものであり、読解は困難ではない。
<テキスト>
  1. 開講時にブリントを配布する。
<参考書>
  1. さんせう太夫考, 平凡社(平凡社ライブラリー), ISBN:458276035X
<授業計画の概要>
1      説経について
2~14  (さんせう太夫)を読む
15    文学発生の環境について