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授業科目名 英語A
時間割番号 050201 J
担当教官名 古家 貴雄
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
工学部(C・J)
<授業の目的および概要>
リーディングとリスニングの総合的演習を通して、主に英語の理解力を育成することを授業の目的とする。さらに語彙力やリスニング理解のためのストラテジーに関する能力も高めていきたい。リーディングとしては、訳読式な読みはやらず、トップダウン・アプローチによる概要把握を目的とする読みを実践する。ある程度長い文章を読んで、全体として何を言わんとするか、内容の再構成を積極的に行ってもらいたい。テキストの背景知識を利用する技術についても取り上げてみたい。
<授業の方法>
演習形式で授業を進める。最初の1時間はリーディング活動で、実際にその場でテキストを読んでもらう。よって、この授業は予習を前提とはしない。その後、内容把握問題に答えてもらう。内容把握の後に文章の要旨を書いてもらうこともある。最後の30分は、リスニングや語彙習得に関する演習を行う。英語の様々な分野のスキルを伸ばしてもらいたい。読みについては自分のレベルに合わせて語彙脚注などを利用してもらいたい。
<成績評価の方法>
出席重視。ある一定以上休むと単位は修得できない。5回欠席以上で単位の修得は無理になる。学期の最後にテストを行う。出席とテストのバランスで各個人の成績が決定される。出席、ならびに授業での貢献度で50%、テストで50%を評価する。なお、仮に出席していたとしても、居眠りをしていたり、参加が消極的な場合には出席と認めないことがある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1時間、1時間の授業に真剣に取り組んでもらいたい。あくまで内容理解重視を目的とするので、なるべく訳はしないようにしたい。自分のレベルを把握して、それによって、読みの時に利用する脚注やヒントを各自選択してもらいたい。復習は各自、きちんとやっておいてもらいたい。
<テキスト>
  1. 寺内正典・小磯敦・窪田三喜夫・森秀夫, Focus on skillful reading, 三修社, ISBN:4-384-32041-8
<参考書>
  1. 授業中に指示する。
<授業計画の概要>
 1. リーディングストラテジーについて
読みの方略の習得
 2. アメリカで生きる日本人たち
    日系アメリカ人の苦悩の理解
 3. ペットブームの陰の真実
    ペットの業者と客のペットへの無責任さの現状理解
 4. 退職者が留学に挑戦
    生涯学習としての英語の意味の理解
 5. 恋文コンテスト最優秀作品
    情熱が世代を超えることの理解
 6. 国内旅行のこんな楽しみ方
    国内旅行の現状と業者の苦悩の理解
 7. 空飛ぶホワイトハウス
    ホワイトハウス特殊設備の理解
 8. 伝統のケンブリッジ大学の現在
    イギリスの大学の個人教授の状況の理解
 9. 人生の有意義な楽しみ方
    林真理子の余暇の過ごし方の極意の理解
10. 安楽死をどう考える?
    安楽死に対する賛成論、反対論の比較
11. 新時代の天気予報
    ハイテク予報の実情の理解
12. スポーツ教育ママの告白
    スポーツにおける補欠の意味についての理解
13. カラオケもオンライン化の時代
    ハイテク・カラオケの実情の理解
14. まとめ
15. 試験