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授業科目名
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麻酔科学 講義
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担当教官
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樫本 温
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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M006264 | 2 | 4 | 通期 | |||
[学習目標] | ||||||
[学習目標] 一般目標(GIO) 1.手術侵襲や麻酔の生体への影響を配慮した安全で質の高い周術期全身管理を行える医師となるために,各麻酔法の医学的知識を修得する。 2.麻酔管理を行える医師となるために,術中麻酔下の呼吸・環境・代謝をはじめとする生体機能変化を理解する。 3.手術中の呼吸、循環の変動に対応ができる医師となるために,全身管理・制御法の基礎を修得する。 4.痛みの治療が行える医師となるために,ペインクリニックにおける病態,鑑別診断,治療法を理解する。 5.集中治療、救急医療が行える医師となるために,集中治療,救急医療における病態,鑑別診断,治療法を理解する。 6.心肺蘇生が行える医師となるために,心肺蘇生法の基本を身に付ける。 7.緩和ケアでのチーム医療が行える医師となるために,対象となる患者と管理方法を理解する。 行動目標(SBO) 1)知識 1.麻酔の要素・麻酔回路・麻酔薬の代謝について説明できる。 2.吸入麻酔薬・静脈麻酔薬・麻薬・局所麻酔薬の種類と特徴を列挙できる。 3.脊髄クモ膜下麻酔と硬膜外麻酔の手技と特徴を説明できる。 4.筋弛緩薬の作用機序を説明し,その種類と特徴を列挙できる。 5.呼吸・循環・輸液の管理法を述べることができる。 6.虚血性心疾患患者・開胸手術・小児の麻酔管理を述べることができる。 7.難治性疼痛の機序・診断・治療法を説明できる。 8.術中の体温調節機能の変化と管理法について説明できる。 9.ペインクリニックの対象疾患を列挙できる。 10.ペインクリニックで施行する治療方法を列挙できる。 11.集中治療に対象となる病態を列挙できる。 12.集中治療室の役割を列挙できる。 13.集中治療で実施される治療方法を列挙できる。 14.救急医療で対象となる病態を列挙できる。 15.救急医療で必要な技術を列挙できる。 16.蘇生方法を列挙できる。 17.Acute Pain Serviceの概念が理解できる。 18.緩和医療の対象疾患を列挙できる。 19.緩和医療で施行する治療方法を列挙できる。 2)技能 1.心肺蘇生の基本手技を理解し,臨床実習においてモデル人形で習熟する。 2.気道確保法を理解し,臨床実習においてモデル人形で習熟する。 3.術前評価の要点を述べ,その基本的対策をたてられる。 4.基本的な手術における麻酔計画をたてられる。 3)態度 1.周術期の患者の心理的不安,緊張,疼痛管理に配慮する。 2.質の高い周術期管理とは何かについて考える。 3.麻酔科医は手術中の患者の命を預かる立場にあり,知識不足や一瞬の気のゆるみが即患者の危険につながる。このような麻酔科学の修得を通して臨床医の誇りと責任についても考える。 4.痛みを持った患者の、疼痛、心理的不安,緊張に配慮する。 5.集中治療が必要な患者や、救急の患者とその家族にも配慮する。 |
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[授業計画] | ||||||
実施時期 講義及び実習内容 コマ 担当教官 4月20日(木)8:45~10:15 イントロダクション 1 熊澤 4月27日(木)8:45~10:15 吸入麻酔薬・吸入麻酔法 1 飯嶋 5月11日(木)8:45~10:15 静脈麻酔薬・静脈麻酔法 1 小口 5月18日(木)8:45~10:15 麻薬・NLA・心臓麻酔 1 樫本 5月25日(木)8:45~10:15 術中循環管理 1 熊澤 6月 1日(木)8:45~10:15 休講・レポート提出(麻酔科学会) 6月 8日(木)8:45~10:15 局所麻酔薬・局所麻酔法・脊髄クモ膜下麻酔と硬膜外麻酔 1 石山 6月15日(木)13:00~14:30 心肺蘇生法 1 奥山 6月22日(木)13:00~14:30 筋弛緩薬 1 小田切 6月29日(木)13:00~14:30 麻酔と肝臓・麻酔薬の代謝 1 松本 7月 6日(木)13:00~14:30 在宅医療・緩和ケア・ペインクリニック開業 1 土地 7月13日(木)13:00~14:30 東洋医学入門・ペインクリニックへの応用 1 菅原 9月21日(木)10:30~12:00 緩和医療 1 飯嶋 9月28日(木)10:30~12:00 ICUにおける循環管理 1 後藤 10月 5日(木)10:30~12:00 SIRS , MOF 1 田中 10月12日(木)10:30~12:00 虚血性心疾患患者の麻酔 1 熊澤 10月19日(木)10:30~12:00 麻酔薬の循環系に与える影響 1 樫本 10月26日(木)10:30~12:00 小児麻酔 1 堀本 11月 9日(木)10:30~12:00 帯状疱疹後神経痛・反射性交感神経性萎縮症 1 山口 11月16日(木)10:30~12:00 休講・レポート提出(臨床麻酔学会) 11月23日(木)10:30~12:00 難治性疼痛の発生機序・診断・治療 1 小川 11月30日(木)10:30~12:00 術中体温管理・麻酔と体温調節 1 松川 12月 7日(木)10:30~12:00 まとめ:麻酔科学とは 1 教授 12月14日(木)13:00~14:30 試 験 1 |
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[評価基準] | ||||||
[評価方法] 各講義の担当教官らにより出題された筆答試験を最終講義時に実施する。出題範囲は教科書指定した標準麻酔科学を基本とするが,最新の医療知識に関しては講義内容が中心となる。この筆答試験の点数から講義の欠席数に応じた減点を行い,その結果により進級判定を行う。なお,講義の出欠席は出席表へのサインにより行うが,筆跡が異なる場合や講義担当教官のチェックにより代筆と判断した場合には欠席減点数を倍増する。 |
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[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||