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授業科目名
整形外科学 講義
担当教官
濱田 良機
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M006224 2 4 通期
[学習目標]
1)知   識
1.関節を構成する組織の種類と役割を列挙できる。
2.関節軟骨の構造と物理的特性を説明できる。
3.骨吸収と骨形成の機序を説明できる。
4.末梢神経の走行を説明し,その支配筋と知覚領域を列挙できる。
5.運動器の疾患・外傷を説明するために必要な専門用語を解説できる。
6.四肢計測法を具体的に述べることができる。
7.代表的な運動器の疾患・外傷にみられる臨床症状を列挙できる。
8.その診断に必要な検査法を列挙し,それを必要とする理由を説明できる。
9.画像所見について正常と病的状態を判別できる。
10.スポーツ外傷と障害の病態とそれに対する基本的な治療法を説明できる。
11.テーピング法の適応疾患を列挙できる。
12.運動器疾患・外傷に対する非観血的治療法の種類と適応を説明できる。
13.運動器疾患・外傷に対する観血的治療法の種類と適応を説明できる。
14.無菌環境下手術の特殊性を説明できる。
15.各種生体材料の利点,欠点を説明できる。
16.人工運動器の種類とそれを利用すべき疾患ならびに病態を列挙できる。
17.人工運動器の問題点を解決する手段の1つとして,バイオメカニクス的手法を解説できる。
18.QOLに基づいたリハビリテーション計画を説明できる。
19.リハビリテーションの具体的な手法を列挙できる。
20.各種補装具の種類と適応を説明できる。
21.障害児の社会的問題を説明できる。
2)技   能
1.テーピング法を行う。
2.基本的な運動器疾患・外傷に対する診察法をシュミレートできる。
3)態   度
1.運動器機能障害を有する患者の医学的,社会的問題に反応する。
[授業計画]
4月12日(火)	運動器の構造、機能、疾患、外傷	浜田良機
14:45~16:15			
4月19日(火)	骨の画像診断		     堀内忠一
10:30~12:00			
4月22日(金)	骨系統疾患の診断法	     	中島育昌
10:30~12:00			
5月6日(金)	QOLとリハビリテーション	 	中島育昌
10:30~12:00			
5月10日(火)	骨関節外傷(骨折、脱臼、捻挫、打撲)	杉山 肇
13:00~14:30			
5月10日(火)	骨粗鬆症とその合併症		中島育昌
14:45~16:15			
5月13日(金)	変形性関節症の診断と治療		杉山 肇
10:30~12:00			
5月24日(火)	骨軟部腫瘍の診断	     	浜田良機
13:00~14:30			
5月24日(火)	骨軟部腫瘍の治療	     	河野 秀樹
14:45~16:15			
6月7日(火)	化膿性骨関節疾患	     	中島育昌(吉田明史)
13:00~14:30			
6月7日(火)	関節リウマチ	     	中島育昌
14:45~16:15			
6月17日(金)	整形外科とバイオメカニクス	  	水口義久
10:30~12:00			
6月21日(火)	試験		
13:00~14:30			
6月21日(火)	頚椎疾患・外傷	     	中島育昌(前川慎吾)
14:45~16:15			
7月5日(火)	腰背部疾患・外傷	     	中島育昌(前川慎吾)
13:00~14:30			
7月5日(火)	骨盤・股関節・大腿部疾患・外傷の診断	浜田良機
14:45~16:15			
9月20日(火)	膝関節・下腿の疾患・外傷の診断	浜田良機(堀内忠一)
13:00~14:30			
9月20日(火)	膝関節・下腿の疾患・外傷の治療	杉山 肇
14:45~16:15			
9月27日(火)	肩関節・上腕部疾患・外傷		萩野哲男
13:00~14:30			
9月27日(火)	足関節、足部の疾患・外傷		青木治人
14:45~16:15			
1月17日(火)	肘関節疾患・外傷	     	杉山 肇
8:45~10:15			
1月17日(火)	前腕・手関節部の疾患と外傷		浜田良機
10:30~12:00			
1月24日(火)	上肢の末梢神経障害	     	浜田良機
8:45~10:15			
1月24日(火)	手指の疾患と外傷・先天奇形	 	浜田良機(渡邉寛)
10:30~12:00			
1月31日(火)	小児障害児の諸問題	     	佐藤英貴
8:45~10:15			
1月31日(火)	スポーツ医学とテーピングの実際	井手隆俊(小尾伸二)
10:30~12:00			
2月7日(火)	運動器再建学	     	浜田良機
8:45~10:15			
2月7日(火)	試験		
10:30~12:00
[評価基準]
 前期と後期の2回の記述試験を行う。
 配点は2つの試験の各点数を和して,これを2分する。
 60点以下の学生には追試験として,再度記述試験を行う。
[教科書]
  1. 井上俊一 編, 標準整形外科, 医学書院
  2. 赤松功也 編, 整形外科ークイックリファランスー第2版, 文光堂
  3. 赤松功也 編, 整形外傷クイックリファランス, 文光堂
  4. 山本真、三好邦達、河路渡、今井望 編, ベッドサイドの整形外科学第2版, 医歯薬出版
  5. 守屋秀繁、新名正由 編, 整形外科学TEXT, 南光堂
[参考書]
  1. Outline of Orthopaedics, Churchill Livingstone, ISBN:0443051496
  2. Handbook of Orthopaedic Surgery, Mosby, ISBN:0801640806