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授業科目名
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内科学3 講義
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担当教官
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小林 哲郎
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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M006054 | 3 | 4 | 通期 | |||
[学習目標] | ||||||
学生は,山梨医科大学における卒前医学教育の一貫として,第3内科が臨床を担当する生活習慣病(糖尿病,高脂血症,高血圧),内分泌代謝疾患,腎疾患,膠原病などに関し講議を受講し,内科医として各疾患の診断,治療に必要な知識,態度,技能を習得する。 1.知 識 臨床実習における学習を充実させるために 1)上記の各疾患における診断に際して,十分な鑑別すべき疾患を列挙できる。 2)鑑別診断に必要な検査を選択し,その各々について説明ができる。 3)症例において提示された検査結果から正しい診断をくだす事ができる。 4)症例において提示された検査結果から患者の問題点を把握し,適切な治療方法を選択できる。 5)疾患の病態生理と一般的な予後について理解し説明できる。 2.技 能 臨床実習における学習を充実させるために 1)医療面接手技およびインフォームドコンセントの取得方法を習得する。 2)視診,打診,触診,聴診の技術を習得する。 3.態 度 患者さんの人格,プライバシー,自己決定権に配慮できる態度を身につけた医者となるために 1)患者さんの苦しみに共感し暖かく同情に満ちた態度で接する。 2)診療グループの一員としてコメディカルスタッフとも協調しつつ治療に積極的に参加する。 教 育 評 価 講議においては教育目標のうち主に知識面に関して取り扱う事となる。したがって教育評価は知識面を主体として行う。(なお技能,態度に関しては継続的,長期的評価が必要となるため,外来,病棟実習などを通じて行って行く。)知識面を疾患,検査,診断,病態,予後などについて,a)具体的な事実を知る,b)解釈を行う,c)問題点を理解し解決する,の3階層に分類すると4年次生の評価においてはa)b)を中心にして一部c)を含めて行う。評価方法はマルチプルチョイスによる客観試験および論述試験の組み合わせとする。一次試験において合格基準に至らない学生に対するいわゆる追試に関しては現在のところ予定はない。 学生の学習意欲と学習効率を高めるべく年度途中におけるレポートなどの提出を求める形成的評価方法も適宜取り入れる。 |
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[授業計画] | ||||||
学年 実施時期 講義及び実習内容 コマ数 担当教官 5.6 4月13日(水)甲状腺疾患の臨床(仮題) 1 紫 芝,小 林 4月14日(木)腎臓病総論 1 原 口 4月18日(月)自習 1 4月25日(月)腎不全(病態生理、診断、治療) 1 原 口 5月2日(月)糸球体腎炎 1 原 口 5月9日(月)高血圧 1 原 口 5月16日(月)内分泌学総論 1 遠 藤 5月23日(月)下垂体前葉(I) 1 志 村 5月30日(月)症例に学ぶ下垂体前葉(II) 1 志 村 6月6日(月)下垂体後葉 1 志 村 6月13日(月)甲状腺(I) 1 遠 藤 6月20日(月)甲状腺(II) 1 遠 藤 6月27日(月)糖尿病(I) 1 小 林 7月4日(月)糖尿病(II) 1 小 林 7月11日(月)糖尿病診療におけるEBM up to date 1 会 田 9月26日(月)分子糖尿病学 1 遠 藤 10月3日(月)ネフローゼ症候群 1 神 宮 寺 5.6 10月4日(火)臨床講義 1 小 林 10月7日(金)糖尿病合併症の最前線 1 横 森 10月17日(月)間質性腎炎・その他の腎障害・透析治療 1 若 杉 10月21日(金)骨代謝・MEN・消化管ホルモン産生腫瘍 1 大 森 10月24日(月)分子動脈硬化学 1 池 田 10月31日(月)痛風・代謝 1 横 森 11月1日(火)高脂血症 1 大 久 保 11月4日(金)副腎(I) 1 太 田 11月7日(月)副腎(II) 1 太 田 4 11月8日(火)臨床講義 1 小 林 11月14日(月)臨床に学ぶ副腎疾患 1 太 田 11月21日(月)症例に学ぶ副甲状腺疾患 1 会 田 11月28日(月)膠原病総論 1 斉 藤 11月29日(火)性腺異常 1 横 森 12月5日(月)Ca代謝の分子生物学 1 会 田 12月12日(月)膠原病(I) 1 斉 藤 4 12月13日(火)臨床講義 1 小 林 4 1月10日(火)臨床講義 1 小 林 1月16日(月)膠原病(II) 1 斉 藤 1月17日(火)膠原病(III) 1 大 森 1月23日(月)膠原病(IV) 1 大 森 1月30日(月)各論試験 1 2月6日(月)予備日 1 2月13日(月)予備日 1 |
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[評価基準] | ||||||
筆記試験または口頭試問を適宜行う。 | ||||||
[教科書] | ||||||
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[参考書] | ||||||