|
授業科目名
|
||||||
|
生理学１
|
||||||
|
担当教官
|
||||||
|
有田 順／三枝 岳志
|
||||||
|
時間割番号
|
単位数
|
履修年次
|
期別
|
|||
| M004032 | 5 | 2 | 通期 | |||
| ［学習目標］ | ||||||
| 一般目標 生体の機能を理解するために，生理学の知識，技能を修得するとともに，生理学に対する関心を深める。さらに，将来学習予定の疾患の理解を容易にするために，臨床科学と生理学の関係を認識する。 知識に関する行動目標 １．生理学に関係する概念，用語を説明できる。基本的用語の英語を挙げることができる。 ２．細胞，組織，臓器，機能システム及び個体の各レベルでの機能と，この階層化に伴う機能統合を説明できる。 ３．機能システム間の相互作用と，この相互作用の生命維持への寄与を説明できる。 ４．機能の発現，調節のメカニズムを説明できる。 ５．機能分子を分類できる。機能分子の調節，作用のメカニズムを説明できる。 ６．構造と機能を関係づけることができる。 ７．正常機能が障害をうけた時の臨床症状を推論できる。 ８．生理学に特徴的な主要研究方法の概略を説明できる。また。これらの方法が突破口になった生理学の発展を説明できる。 ９．推薦教科書の基本的部分を説明でき，発展的部分を読解できる。 技能に関する行動目標 １．具体例を体験しながら，生理学の知識がどのような実験から得られたかを説明できる。 ２．生理学において用いられる基本的な実験手技を修得，熟練し，関係する機器を使用できる。 ３．科学的実習レポートの必要性を説明でき，かつレポートを作成できる。実験結果に基づいた考察に習熟する。 態度に関する行動目標 生理学を単なる現象の羅列として覚えるのではなく，現象の下に隠れているメカニズムを常に考え，多くの現象を体系的に包括する概念を理解するような積極的学習態度が必要である。 |
||||||
| ［授業計画］ | ||||||
◎講義は下記の表を参照（コマ数：36） ◎実習 7月4日~7月15日の２週間 実習内容 (1)血糖調節（糖負荷試験，インスリン及びアドレナリンの作用）（有田担当） (2)感 覚（味覚，寒冷血管反応，皮膚感覚） (3)呼吸と代謝（石田担当） (4)骨格筋（筋収縮）と末梢神経（神経伝導速度）（三枝担当） 実施時期 講 義 内 容 コマ数（１コマ２時間）担当教官 ４月１４日（木） 生理学序論 １ 有 田 一般生理１／体液，浸透圧 １ 有 田 ４月２１日（木） 一般生理２／酸・塩基平衡 １ 有 田 一般生理３／細胞膜輸送 １ 有 田 ４月２８日（木） 一般生理４／静止膜電位 １ 有 田 神経筋肉系１／活動電位の発生 １ 三 枝 ５月１２日（木） 神経筋肉系２／興奮の伝導 １ 三 枝 内分泌系１／総 論 １ 有 田 （ホルモンの構造，分泌調節） ５月１９日（木） 神経筋肉系３／シナプスの構造と機能 １ 三 枝 内分泌系２／総 論 １ 有 田 （ホルモンの作用，作用機序） ５月２６日（木） 神経筋肉系４／神経伝達物質 １ 三 枝 内分泌系３／視床下部―下垂体系 １ 有 田 ６月 ２日（木） 神経筋肉系５／骨格筋収縮 １ 三 枝 内分泌系４／下垂体前葉 １ 有 田 ６月 ９日（木） 神経筋肉系６／平滑筋・心筋収縮 １ 三 枝 内分泌系５／下垂体後葉 １ 有 田 ６月１６日（木） 神経筋肉系７／自律神経系の構成 １ 三 枝 内分泌系６／甲状腺 １ 有 田 ６月２３日（木） 神経筋肉系８／自律神経系の働き １ 三 枝 内分泌系７／内分泌性代謝調節 １ 有 田 ６月３０日（木） 神経筋肉系９／摂食調節 １ 三 枝 内分泌系８／膵臓 １ 有 田 １０月 ５日（水） 内分泌系９／副腎髄質 １ 有 田 １０月 ６日（木） 内分泌系10／副腎皮質 １ 有 田 神経筋肉系10／体温調節中枢 １※柴 田 １０月１２日（水） 神経筋肉系11／睡眠 １ 三 枝 １０月１３日（木） 神経筋肉系12／大脳辺緑系と情動 １ 三 枝 内分泌系11／腎臓，副甲状腺 １ 有 田 １０月２０日（木） 呼吸系１／呼吸器系の構成・呼吸運動 １ 三 枝 生殖系１／性腺の機能 １ 有 田 １０月２７日（木） 呼吸系２／血液ガス １ 三 枝 生殖系２／男性ホルモン １ 有 田 １１月１０日（木） 呼吸系３／呼吸調節 １ 三 枝 生殖系３／女性ホルモン １ 有 田 １１月１７日（木） 生殖系４／妊娠 １ 有 田 生殖系５／生殖の中枢性調節 １ 有 田 （合 計） ３６ ※非常勤講師の場合，日程が変更される可能性がある。 |
||||||
| ［評価基準］ | ||||||
| 講義時間中に口頭質問による形成的評価を適宜行う。 以下の総括的評価にもとづいて進級判定を下す。 知識に関する評価は，年２回の記述式筆記試験によって行う。各試験後の追試験は行わず，不合格者に関しては総合判定試験（試験範囲通年）によって合否判定を行う。 技能に関する評価は，実習レポートによる。 態度に関する評価は，講義出席状況及び各担当教員による実習中の行動観察によって行う。 |
||||||
| ［教科書］ | ||||||
| ［参考書］ | ||||||
|
||||||