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授業科目名
倫理学
担当教官
香川 知晶
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M000124 1 4 後期
[学習目標]
一般目標(GIO)
 現代社会の問題点を倫理学的側面から理解することを目標にするが,話題の中心は生命倫理に置くことになろう。
行動目標(SBO)
1)知   識
1.現代社会の世俗的,市場主義的,民主主義的特徴について説明できる。
2.現代医療をめぐる基本的な倫理綱領,宣言について説明できる。
3.科学技術の社会的受容をめぐる基本的な対応について,諸外国との対比を踏まえ,日本の特徴について説明できる。
2)技   能
1.現代社会における医療をめぐる問題点を理解し,関連する情報を収集し,整理できる。
3)態   度
1.現代社会の具体的な倫理的問題について,問題点を整理し,自己の見解をまとめ,報告できる。
[授業計画]
 福井他『臨床倫理学入門』(医学書院)を教科書として使用し、医療倫理の基本的な問題を事例を中心にしながら、検討して行く。取り上げる問題は多岐にわたるが、様々な事例を通じて、生命倫理の考え方の基本を押さえるとともに、生命倫理の中から発展して来た臨床倫理の方法を見て行くことにする。
 なお、途中2回は、非常勤講師を招いて、日本の救急医療の現状について、実習も含めなが
ら、考えることを予定している。
[評価基準]
 基本的に毎回講義に関連する事例について、小レポートを提出してもらう。成績は、それらと定期試験を総合して判定する。なお、4分の3以上の出席が単位取得の最低条件である。
[教科書]
  1. 臨床倫理学入門, 医学書院, ISBN:4260127063
[参考書]
(未登録)