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授業科目名
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物理学実験
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担当教官
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北原 哲夫/秋山 真治
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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M0000821 | 1.5 | 2 | 前期 | |||
[学習目標] | ||||||
物理学実験の目的は,(1)物理諸法則の理解と(2)実験技術の訓練修得に要約される。その際,特に大切なことは,どんなにありふれた平凡な現象でも,常に注意深く観察し,考えながら実験を進めるという研究的思考態度である。例えば,実験の準備,経過,まとめの各段階を通じてできるだけ正確かつ客観的な記述をするという習慣を身につけることもその1つに挙げられる。また,得られた測定データが物理的に意味のある量かどうか絶えずチェックすることによって,データの処理解析法を学ぶばかりでなく,実験データの大切さを認識する。電卓とかパソコンの示すがままに,意味のない数字を実験値として羅列するようなことがあってはならない。実験で扱う数字は数学量ではなく物理量であることを常に念頭におく必要がある。 医学診断は多種多様な検査データに基づいて総合診断を下すものであり,それには物理学実験における物理的思考やデータ解析法が必ず役立つ筈である。さらに最近の医療機器の取扱いでは,たとえば,放射能,レーザー,超音波,電子工学などに関する基礎的知識を前提としているものが多いので,これらも実験テーマとして採り上げる。 原則として,毎週2名1組で1つの実験を行い,そのつどレポートを提出する。2名はそれぞれの実験分担をきめ互いに協力して行う。当然,測定データそのものは共有であるが,その処理,解析,解釈などは互いに異なるのが普通である。個性あるレポートに期待する。各人が前期期間中8~9種類の実験テーマにとりくむ。 |
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[授業計画] | ||||||
ガイダンス(日時は追って掲示する)の翌週から実習を開始する。 |
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[評価基準] | ||||||
(未登録) | ||||||
[教科書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[参考書] | ||||||
(未登録) |