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授業科目名
助産学実習3
担当教官
遠藤 俊子/小林 康江
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H007094 1 4 集中
[学習目標]
【目的】
 妊娠中から継続した1組の母子を、妊娠期から産褥期まで一貫して受け持つことにより、助産過程の実際を学ぶ。さらに、褥婦の身体的、心理社会的な適応過程における健康レベルを診断し、そこに必要とされるケアと保健指導をおこなえる。
【目標】
1)対象を継続して受け持つことにより、妊娠期から出産後1か月頃までの全過程の中で、家庭、地域社会で成長していく母子として、その全体像が捉えられるようになる。
2)母子保健ケアの継続の意義と必要性を理解し、対象のパースプランやお産への思いをふまえて、各時期において継続した援助・保健指導が実施できるようにする。
3)地域社会および病産院の母子保健管理システムを理解し助産師としての役割を学ぶ。
4)妊娠期に家庭訪問を実施することにより、妊婦の生活への理解を深め実施した指導について評価し、その後の保健指導とケアの参考とする。
5)母子家庭訪問について計画の立案・実施・評価・報告ならびに地域との連携を経験し理解する。
[授業計画]
【実習方法】
1)実習期間
  8月8日~9月30日(土日含む)
2)実習場所
  山梨大学医学部附属病院 

【実習内容】
・産褥期適応過程における健康レベルの診断
・褥婦の看護基準体制とケア技法(子宮の輪状マッサージ、外陰部消毒、産褥体操、乳房ケア、沐浴、他)
・個別または集団の保健指導や健康教育(授乳指導、退院指導、育児指導、栄養指導、家族計画)
・産後の家庭訪問の実施(担当助産師と調整し、教員とともに訪問。結果を同助産師に報告)
・早産など予期せぬ出来事で受け持てなくなった場合は、分娩開始の事例から受けもつ。尚、帝王切開になった場合も産褥の受け持ちは継続する。
[評価基準]
助産学実習の手引き参照
[教科書]
  1. 助産学関係の講義時使用したものを活用すること
[参考書]
(未登録)