山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
||||||
母性看護学実習
|
||||||
担当教官
|
||||||
遠藤 俊子/小林 康江
|
||||||
時間割番号
|
単位数
|
履修年次
|
期別
|
|||
H004363 | 2 | 3 | 適宜 | |||
[学習目標] | ||||||
実習目的 1)妊産褥婦、胎児・新生児の健康の保持・増進をはかるため、それらの人々が体験していることから、妊産褥婦、胎児・新生児の健康と、これらの人々を支える看護について多角的に理解する。 2)家族形成に伴う健康課題のつながりをとらえ、看護の役割について考察する。 実習目標 1.対象理解 1) 妊娠、分娩、産褥に伴い、女性の身体にどのような変化が生じているのか理解する。 2) 妊娠、分娩、産褥という身体的変化に伴い、女性にどのような心理的変化が生じているかを理解する。 3) 妊娠、分娩、産褥という変化に伴い、女性にどのような社会的変化が生じているかを理解する。 4) 妊娠、分娩、産褥という変化によって、女性にどのような変化・影響をもたらすか身体的、心理的、社会的な統合体として理解する。 5)胎児・新生児の成長発達の経過を理解する。 6)妊産褥婦と胎児・新生児との相互作用について理解する。 7)妊産褥婦と胎児・新生児、パートナー、家族の心の動きと相互作用の関係性の変化について理解する。 8)妊産褥婦と胎児・新生児、パートナー、家族を取り巻く看護とのつながりについて理解する。 9)妊産褥婦、胎児・新生児、パートナー、家族が活用できる社会資源について理解する。 2.看護の実践 1)妊産褥婦、胎児・新生児の健康問題・課題について理解する。 2)妊産褥婦、胎児・新生児、パートナー、家族に提供されている看護援助を理解する。 3)妊産褥婦、胎児・新生児の理解に基づいた看護援助を実践する。 4)母性看護学実習を通して、母性看護の役割について考える。 3.看護学生としての責務 1)責任感を持ち、倫理的な態度で実習に取り組む。 2)積極性があり、主体的に学習に取り組む。 3)他の学生や医療チームの一員として、母子のケアに取り組む。 4)実習記録物の取り扱いに注意し、期限内に提出できる。 |
||||||
[授業計画] | ||||||
【実習方法】 1)実習期間 3年次後期 2)実習場所 山梨大学医学部附属病院 【実習内容】 1)各セクションでの進め方 産科棟実習 ・妊婦・胎児もしくは褥婦・新生児の1組を受け持ち、教員または臨床指導者の指導のもとに看護過程を展開し、看護を実践する。 ・保健指導を行う場合は、事前に教員の指導を受けた後、臨床指導者に確認を受ける。 新生児室実習 ・新生児室の看護の流れにそって教員または臨床指導者の指導のもとに、看護を実践する。 ・保健指導を行う場合は、事前に教員の指導を受けた後、臨床指導者に確認を受ける。 分娩室実習 ・産婦がいる日に受け持ちのケアの優先度が低い学生から優先的に分娩室実習を行う。 ・分娩期の生理的な変化や一般的な看護について事前学習を行って実習に臨み、臨床指導者の指導のもとに分娩期の看護を実践する。 2)実習記録の取り扱いと提出 ・実習記録には個人が特定できる情報を記載しない。 ・日々の計画用紙にその日に得た情報を記載し、実習用ノートには個人情報を記載しない。 ・実習記録は毎朝担当教員に提出する。 ・実習記録は、コピーを取らない。 ・PCを使用して作成した実習記録は、記録内容を卒業時までに消去する。 3)カンファレンス、個人面接 ・カンファレンスは学生主導で行う。 ・2グループ合同のカンファレンスを毎日行う。 ・第1週目の金曜日は、テーマ別のカンファレンスを行う。 ・個人面接は、実習最終日の午後に行う。 4)事前の学習 ・母性看護学実習を実施するにあたり必要な基本的知識・看護技術は、事前学習を各自行って実習に臨む。 ・自己学習中の所在は担当教員に連絡し、各自の課題を学習する(15時まで)。 |
||||||
[評価基準] | ||||||
・実習終了日に、母性看護学実習評価表(妊婦・褥婦用)、母性看護学実習評価表(新生児用)の自己評価点を記入し、教員と個人面接を受ける。 ・実習内容・記録、実習及びカンファレンス時の態度などを総合して評価する。 |
||||||
[教科書] | ||||||
|
||||||
[参考書] | ||||||
(未登録) |