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授業科目名
担当教官
植物生理学特論
高柳  勉
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
327270 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
植物を食料生産や環境保全に利用するためには,その生理特性を理解する必要がある。今日の分子生物学の進歩は,植物の生命活動を分子レベルで理解し,さらに分子レベルで育種することを可能にしつつある。本講義では,植物分子生物学特論の基礎的内容を発展させ,植物の生命活動のなかでも環境ストレスへの応答に焦点を当て,その分子生物学的知見と栽培および育種への応用を解説する。
[必要知識・準備]
植物分子生物学特論を受講していることが望ましい
[評価基準]
授業における質疑応答(50%)とレポート(50%)により評価
[教科書]
[参考書]
  1. Edited by B.B. Buchanan et al., American Society of Plant Physiologists, Biochemistry and Molecular Biology of Plant
[講義項目]
生物ストレス(病原菌)に対する植物の応答
 1. 植物病原菌の感染機構
 2. 植物耐病性機構の生化学
 3. 植物耐病性機構の遺伝子解析
非生物ストレスに対する植物の応答
 4. 乾燥ストレスに対する植物の応答
 5. 低温ストレスに対する植物の応答
 6. 高温ストレスに対する植物の応答
 7. 酸化ストレスに対する植物の応答