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授業科目名
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担当教官
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環境マネジメントとLCA
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長田 洋/鈴木 嘉彦/多田 博之
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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276061 | 2 | J | 3 | 前期 | 木 | I |
[概要と目標] | ||||||
環境問題の深刻さが顕在化するとともに、国際的な対策の一つとして国際標準化機構(ISO)が中心となり環境マネジメントや環境監査などの内容を含むISO14000シリーズが作られている。本講義ではこのISO14000の体系とそれを構成する各規格の概要を学ぶ。次に国際的な取引を行う場合、取得が不可欠となっているISO14001規格の詳細を理解する。さらにISO14001の企業での対応、認証取得方法、運用状況などについて事例を企業の第一線の管理者から紹介してもらい実情を学ぶ。最後に環境負荷の小さい製品を作るのに役立つLCA(ライフサイクルアセスメント)についてインベントリ分析、影響評価手法などを理解する。 このように主要な環境マネジメントの考え方や手法を学習することにより、21世紀に必要な企業活動の基礎を習得する。 [教科書] 指定なし。 [参考書] 長田担当分は必要に応じて指定し、毎回プリントを配布する。鈴木担当分は「LCA実務入門」(産業環境管理協会)。 [講義項目] 1.環境問題と環境マネジメントの必要性 2.ISO14000のフレームワーク 3.ISO14001の概要 4.企業における環境マネジメント 5.ISO14001の実施事例 6.環境報告書の役割と内容 7.LCAの目的 8.インベントリー分析の意味 9.環境影響評価とインベントリー 10.産業連関分析とインベントリー 11.LCAの具体例 12.LCAの活用と環境影響評価 |
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[必要知識・準備] | ||||||
品質経営論を取得していることが望ましい | ||||||
[評価基準] | ||||||
本講義は環境マネジメント(長田、多田)とLCA(鈴木)の2部構成である。それぞれにおいて教官が指定する課題に取り組み、レポートを提出する。この2種類のレポートにより評価する。評価基準は上記の講義目標に達した程度である。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.環境問題と環境マネジメントの必要性 2.ISO14000のフレームワーク 3.ISO1400規格の詳細 4.企業における環境マネジメント(ソニー(株)の事例)(多田講師) 5.ISO14001の実施事例(山梨大学のISO14001認証取得) 6.環境報告書の役割と内容(ソニー(株)の事例他)(多田講師) 7.LCAの目的 8.インベントリー分析の意味 9.環境影響評価とインベントリー 10.産業連関分析とインベントリー 11.LCAの具体例 12.LCAの活用と環境影響評価 |