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授業科目名
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担当教官
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砂防工学
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伊藤 誠吉/[砂田]憲吾
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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274140 | 2 | C | 4 | 前期 | 木 | II |
[概要と目標] | ||||||
砂防とは、自然現象により発生する有害土砂礫の移動に伴って起こる様々な災害を防止することであり、砂防工学はその災害を防止するための、技術およびその基礎知識を学ぶための経験工学をいう。また、特に砂防に用いる、種々の最善の工法の共通性と法則性を解明することを目標とする。 学科の学習・教育目標との対応: (G)社会基盤整備において、地域社会・自然との調和、コスト・資源の最適な運用、品質の保証など様々な要求に応えることのできる計画を立案・管理・実行する能力を身に付ける。(計画立案・管理・実行能力) |
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[必要知識・準備] | ||||||
1.土木的技術:河川工学、地形地質学、水理学等。 2.林学的技術:林業学、森林生態学、造林学。 以上について、予め必要知識として理解しておく。 |
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[評価基準] | ||||||
評価は、どの程度講義の目的が達成されたかを見定めることであり、最終的評価を期末試験に代わってレポートを提出させ、その内容を評価する。また、必要に応じ、中間においても理解度を知る上からも、簡単なレポートによる内容を期末レポートの評価に加味し総合評価を行う。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.総論(砂防と渓流環境の保全の意義を理解する) 2.水文(森林水文学を中心に学ぶ) 3.渓流水理(応用水理学として急傾斜自然河川の流れを学ぶ) 4.土砂の生産・流出(土砂の生産メカニズムと流出を学ぶ) 5.山腹工事(代表的な斜面の安定工法を学ぶ) 6.渓流工事(代表的な渓流工事を学ぶ) 7.砂防ダム(砂防ダムの歴史と新しい工法を理解する) 8.地すべり防止(地すべりの基本的なメカニズムと防止対策を学ぶ) 9.海岸砂防(海岸での砂防の工法を学ぶ) 10.雪崩防止(雪崩の基礎的知識と防止の方法を理解する) |