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授業科目名
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担当教官
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土質工学第二
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後藤 聡
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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274070 | 2 | C | 3 | 後期 | 木 | IV |
[概要と目標] | ||||||
構造物およびその基礎を設計・施工する場合には、それらを支える地盤の支持力を適正に事前評価しておく必要がある。この観点から各種の条件下における地盤の支持力を評価する方法について、幾つかの課題の演習を交えながら学習する。さらに、大規模な土木工事で使われる大型基礎(ケーソン基礎、鋼管矢板基礎、連続地中壁基礎など)の施工方法や施工管理についても学習する。 また、地盤の支持力が不足する場合には、圧密排水の促進、セメントによる地盤改良、砂置換工法などによって、地盤の強度を人為的に増大させる地盤改良工法が図られる。これらの地盤改良工法の原理、分類、調査・設計方法、施工方法、施工管理方法などについても、幾つかの課題の演習を交えながら学習する。 本講義では、地盤の支持力の評価方法と地盤改良工法の原理と設計方法について理解することを目標とする。さらに、地震時の液状化についてもその発生メカニズムと対策工について学習する。 〈学科の学習・教育目標:〉 (C)社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として、構造力学、土木材料学、地盤工学、計画学、水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身に付ける。(専門基礎学力の付与) |
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[必要知識・準備] | ||||||
地盤工学の中での応用分野である、支持力と地盤改良について学習することを目標とする。必要な科目として以下が挙げられる。 ・土質力学及び演習第一、土質力学第二 ・土質工学第一 ・構造力学 ・微分方程式 |
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[評価基準] | ||||||
<評価方法:> レポートの内容、中間試験と期末試験の成績を総合的にみて評価する。 <評価基準:> 重み付けを次のとおりとする。レポート(30%)、中間試験(30%)、期末試験(40%) 合計で60点以上を合格とする。 |
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[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
<講義項目> 1.地盤の支持力の概要、構造物基礎の種類 2.浅い基礎の支持力(1) 3.浅い基礎の支持力(2) 4.浅い基礎の支持力(3) 5.浅い基礎の支持力(4) 6.演習問題 7.項目1~6の理解度をみるための中間試験 8.深い基礎の支持力(1) 9.深い基礎の支持力(2) 10.演習問題 11.軟弱地盤の概念、地盤改良工法の意義と分類 12.物理的改良工法、化学的改良工法(固結工法) 13.液状化のメカニズムと液状化判定方法 14.液状化対策工法、ハザードマップ <達成目標> 土質工学、特に、支持力理論や地盤改良等に関する基礎知識の習得およびそれらに基づいた土質工学分野での問題解決能力を開発する。 |