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授業科目名
担当教官
生理活性化学
新森 英之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265645 2 AB 2 後期 II
[概要と目標]
地球上のあらゆる生物の活動には光が必須である。自然界の光合成などに代表されるように、光は生理活性機能と密接な関係がある場合がある。そこで、この講義では化学的側面から光と生体との関連を理解することを目的として、光が関わるライフサイエンスにおける最も基本的かつ重要な題材を具体的に取り扱う。実際には光化学の基礎を含め
て、生理活性機能における光の役割、また人類がそれらをどのように応用してきたかを解説する。
[必要知識・準備]
基礎的な化学の知識がある程度備わっているほうが、授業内容を理解しやすい。
[評価基準]
出席状況を含め、生物と光に関する理解を試験及びレポートで同等に評価する。
[教科書]
  1. 杉森 彰, 化学新シリーズ 光化学, 裳華房, ISBN:4-7853-3208-5
[参考書]
[講義項目]
1. 光と生物との関係
2. 化学の一分野としての光化学
3. 光反応と熱反応
4. 励起状態
5. 光化学反応の特性
6. 電子移動
7. 増感
8. 官能基の光化学特性と光反応の型
9. 光化学の実験的方法
10.光合成
11.視覚の光化学
12.光による生体の損傷
13.成層圏大気における光化学
14.光化学の応用