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授業科目名
担当教官
環境生態学
金子 栄廣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264450 A 2 C 2 後期 I
[概要と目標]
<概要と目標>
生態学は身近な環境から地球規模の環境にいたるまでものの見方の視点になっており、環境と生命の相互作用を解明する総合科学である。本講義では、土木環境工学の基礎として、生態学に関する基礎事項とともに、環境あるいは人間活動と生態系との関わりを学ぶ。

<学科の教育目標との対応>
技術者の責務の自覚,技術者としての知的基盤の形成
[必要知識・準備]
生物学の知識が必要となる場合があるため、基礎生物学を履修しておくことが望ましい。
[評価基準]
評価は、中間試験(50%)と最終試験(50%)に出席状況ならびに授業中に実施する小テストを加味して行う。
[教科書]
  1. 田辺和裄, 生物と環境 - 生物と水土のシステム -, 東京教学社, ISBN:4-8082-4007-6
[参考書]
[講義項目]
<講義項目>
 1.はじめに
 2.生態学基礎(1)生態系の概念
 3.生態学基礎(2)生態系の構造
 4.生態学基礎(3)生態系の機能
 5.生態学基礎(4)生態系の遷移
 6.水環境と生態系(1)水質汚濁と浄化
 7.水環境と生態系(2)水環境の保全
 8.中間テスト
 9.土壌環境と生態系(1)土の性質と土の生態系
10.土壌環境と生態系(2)土壌と農業生産
11.地球環境と生態系(1)大気に関わる問題
12.地球環境と生態系(2) 資源や食糧の問題
13.都市環境の保全
14.講義のまとめ
15.最終試験

<達成目標>
上記の項目を学習することにより,土木環境分野での諸活動を推進する際に生態系への配慮ができるようにする。