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授業科目名
担当教官
コンパイラ演習
渡辺 喜道/吉川 雅修
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263302 1 F 2 後期 III
[概要と目標]
本演習では,授業科目「コンパイラ」の講義内容に基づき,実際に簡単なコンパイラを作成する.作成する構文解析系は再帰降下型コンパイラである.作成するコンパイラの入力となる言語は,言語Pascalのサブセットとして知られている言語PL/0を修正した言語PL/00である.実際にコンパイラを作成することにより,コンパイラの基本動作や仕組み,概念を理解することを目的とする.
[必要知識・準備]
本講義を履修するためには,授業科目「情報処理および実習」,「情報数学基礎」,「プログラミング入門」,「プログラミング入門演習」,「アルゴリズムとデータ構造I」,「アルゴリズムとデータ構造I演習」,「アルゴリズムとデータ構造II」,「アルゴリズムとデータ構造II演習」,「計算機アーキテクチャI」,「計算機アーキテクチャII」,「オートマトンと言語」をあらかじめ履修し,それらの内容を十分に理解していること.また,「コンパイラ」,「プログラミング言語論」を同時に履修することが望ましい.
[評価基準]
評価基準はどの程度演習目標に達したかであり,最終評価は3回のレポート及び出席を兼ねた小テスト,課題の解答,課題の公開とプレゼンテーションで行う.提出期限を過ぎたレポートおよび報告内容が十分でないレポートは受理しない.それは限られた時間内に達成できた成果を重視するからである.配点は,レポート70%,出席を兼ねた小テスト2%,課題の解答8%,課題の公開とプレゼンテーション20%である.
[教科書]
  1. 湯浅太一, コンパイラ, 昭晃堂, ISBN:4-7856-2050-1
[参考書]
[講義項目]
(01)コンパイラの動作
(02)字句解析プログラムの自動生成
(03)コンパイラのプログラムの作成準備
(04)字句解析プログラムの作成
(05)記号表の作成(1)
(06)記号表の作成(2)
(07)構文解析プログラムの自動生成
(08)構文解析系の作成(1)
(09)構文解析系の作成(2)
(10)構文解析系の作成(3)
(11)構文解析形の作成(4)
(12)構文解析フェーズ以降のフェーズ(1)
(13)構文解析フェーズ以降のフェーズ(2)
(14)構文解析フェーズ以降のフェーズ(3)