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授業科目名
担当教官
基礎電子回路
古屋 信幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261210 2 I 3 後期 II
[概要と目標]
 マイクロコンピュ−タや最近の情報機器の原理を理解する上で不可欠なデジタル回路の基本を勉強する。また,これらの回路の基礎となるトランジスタやダイオードを含む電気回路についても基礎的な事柄を勉強する。基本論理ゲ−ト回路,各種フリップフロップや,それらを組み合わせてできるカウンタやレジスタ回路の仕組み,加算回路や乗算器について学ぶ。基本的なディジタル回路やマイクロコンピュータのインタフェース回路が設計できることを目標とする。
 本講義には標準問題集が用意されている。標準問題集の70%以上を自力で解決できることが要求される。70%以上を自力で解決できれば本講義の目標は達成されたものと認められる。講義の内容に関して理解できない点や質問がある場合にはオフィスアワーに教員室を訪ねて質問すること。各自勉学の計画をたて,学習目標を達成することを期待する。
(JABEE機械情報工学プログラムの学習・教育目標)B:○
(JABEE個別キーワード)電気/電子回路,信号処理,インタフェース
[必要知識・準備]
電気回路の基本的な知識,オームの法則,キルヒホッフの法則や数学では集合論の基礎について復習しておくこと。
[評価基準]
評価基準は中間試験及び期末試験と学習態度によって評価する。
中間試験,期末試験の重みは40%,学習態度は20%
「JABEE機械情報工学プログラム」の学習・教育目標のB(機械システム工学・機械情報分野関連)は上記の基準を満たせば達成される。
[教科書]
  1. 西堀賢司, メカトロニクスのための電子回路基礎, コロナ社, ISBN:4-339-04390-7
[参考書]
  1. トーケイム, ディジタル回路, オーム社, ISBN:4-89501-405-3
[講義項目]
  1.抵抗,コンデンサ,コイル
  2.ダイオード
  3.トランジスタ
  4.10進数と2進数
  5.16進数とBCDコード
  6.基本ゲート回路
  7.ブール代数と論理回路
  8.中間試験
  9.TTLとCMOS
 10.フリップフロップとレジスタ,各種カウンタ
 11.エンコーダとデコーダ
 12.マルチバイブレータ 
 13.AD,DAコンバータ
 14.インタフェース回路の設計
 15.期末試験
 16.前期のオフィスアワーは月曜II時限(10:30−12:00)