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授業科目名
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担当教官
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基礎電子工学
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近藤 英一
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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261200 B | 2 | I | 3 | 前期 | 水 | I |
[概要と目標] | ||||||
携帯電話の機能を考えてみよう。通話は,音声を電波にのせ送信し,受信した電波をまた音声に戻す。液晶ディスプレイに情報を表示する。多くの携帯電話にはCCDカメラが備わっている。そして,情報を処理するための回路を構成する多くの電子デバイスがある。これらはいったいどんな原理で動いているのであろうか。 本講では,こういった現代の情報技術の基盤をなしている固体電子工学の基礎と 特性・デバイス応用について講義する。デバイスを動作させるために必要な簡単な回路理論および電子回路についても取り扱う。 JABEE機械情報工学プログラムの学習・教育目標:D ○ JABEE個別キーワード:電気電子回路,周波数応答,信号変換伝送,電子電気デバイス製作 |
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[必要知識・準備] | ||||||
物理学I~III、応用物理学I~IIのうち、電磁気学、固体物理・材料物理、量子力学等に関する知識が必要である。 機械・精密系の学生になじみが少ない分野なので,難しく感じるかもしれない。電子工学としてはごくごく初歩的な簡単な内容であるので,単に問題を解くのではなく概念を理解するようにこころがけること。 |
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[評価基準] | ||||||
評価は毎回の小テスト(演習)、レポート、期末試験で行う予定である。比率はおおむね1:1:2であり、合格点(可)を60点とする。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.ガイダンス 2.原子の電子構造 3.固体中の電子のふるまい 4.pn接合とダイオード 5.pnp接合・トランジスタ 6.MOS接合・MOSダイオード,CCD 7.中間試験 8.交流と複素数 9.交流回路 10.アクティブデバイスの等価回路 11.増幅回路 12.発振回路 13.変調と復調,電源回路 14.液晶,レーザ,超伝導 15.定期試験 ※オフィスアワー 木曜17:00~18:00 A7-204教官室 |