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授業科目名
担当教官
基礎化学III
西田  継
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254331 B 2 C2 2 後期 IV
[概要と目標]
 この授業では、土木環境分野における基礎化学の締めくくりとして、原子のエネルギー準位と電子軌道を説明し、物質の成り立ちと化学結合に対する理解を発展させた後、おもに有機化学の基礎を学ぶ。また、身近な例と結びつけて核化学、電気化学、環境化学にも触れる。理解の定着と応用力を養うため、講義と演習を組み合わせた形式で授業を進める。
[必要知識・準備]
 高校の化学と重なりを持ちながらやや発展した内容を扱うため、高校の化学の知識があることが望ましい。基礎化学I・IIを履修していると理解が充実する。
[評価基準]
<評価方法:おもに定期試験による>
<評価基準:60点以上を合格とする。ボーダーの人は出席、授業への取り組み姿勢なども考慮する。>
[教科書]
  1. A. Shermanら 著,石倉洋子ら 訳, 化学 基本の考え方を中心に, 東京化学同人, ISBN:4-8079-0334-9
  2. A. Shermanら 著,石倉洋子ら 訳, 化学 基本の考え方を中心に 問題と解答, 東京化学同人, ISBN:4-8079-0335-7
[参考書]
  1. ベーシック有機化学, 化学同人, ISBN:4759808140
  2. 有機化学, 東京化学同人, ISBN:4807905368
[講義項目]
1-2.原子のエネルギー準位
   ボーアの原子モデル,エネルギー準位
   電子配置,オクテット則
3-4.周期表
   周期性と類似性,原子半径
   イオン化ポテンシャル,電子親和力,軌道論
5-6.炭化水素
   命名法,構造式,異性体
   アルカン,アルケン,アルキン,芳香族
7-8.官能基
   アルコール,エーテル
   アルデヒド,カルボン酸,エステル
   アミン
9-10.天然化合物
   炭水化物,脂質,タンパク質
   ビタミン,ミネラル
11-12.合成高分子化合物
13-14.核化学,電気化学,環境化学