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授業科目名
担当教官
プログラミングII演習
唐澤  博
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253136 1 G 1 後期 IV
[概要と目標]
本科目は、「プログラミング?」で学ぶ内容に関して、コンピュータを用いた演習と実習を行うことを目的とする。具体的には、下記「スキル形成」で述べられているアルゴリズムやデータ構造をC言語により実現するコーディング技法を習得する。
[必要知識・準備]
「プログラミング?」および「同演習」を履修済みで、C言語の基本的知識とプログラミング技術を習得ずみであること。
[評価基準]
 数回のオンライン試験とレポート課題とで成績を評価する。出席は教官が合図した時点でメールを出すことにより一斉にとり、一覧表にして出席状況を公開する。出席回数が規定の回数に満たない者は最終回のオンライン試験を受ける資格を失い、その結果、不合格になる。
[教科書]
  1. 基本から学ぶC言語, 日経BP社, ISBN:4-8222-8134-5
    (毎回の演習課題はオンライン資料として提供される。)
[参考書]
[講義項目]
 1.ガイダンス・構造体に関する演習
[内容]
・授業計画の説明
・構造体,構造体型変数の宣言および参照
・構造体を用いた簡単なプログラミング

 2.ポインタに関する演習1
[内容]
・ポインタ型変数とその宣言
・&演算子と*演算子,
・アドレス計算,配列名とポインタ
・ポインタと文字列

 3.ポインタに関する演習2
[内容]
・ポインタと関数引数
・ポインタの配列
・関数へのポインタ

 4.連結リストに関する演習
[内容]
・メモリの動的割当と開放,動的変数
・連結リスト構造,リスト操作(挿入、削除)

 5.オンライン試験1
[試験範囲]
構造体、ポインタ、連結リスト

 6.スタック,キューに関する演習
[内容]
・配列を用いたスタック,キューの実装
・連結リストを用いたスタック,キューの実装
[レポート3]
スタックとキューに関する課題

 7.線形探索,二分探索に関する演習
[内容]
・連結リストを用いた線形探索の実装
・配列を用いた二分探索の実装

 8.ハッシュ法に関する演習
[内容]
・チェイニング法を用いたハッシュ法の実装
[レポート4]
探索に関する課題

 9.再帰プログラミングに関する演習
[内容]
・再帰の実装方法
・簡単な再帰手続き

10.オンライン試験2
[試験範囲]
スタック,キュー,線形探索,二分探索,ハッシュ法

11.二分木に関する演習
[内容]
・二分木の実装
・再帰を用いた(バックトラック法)二分木のなぞり

12.グラフに関する演習
[内容]
・グラフの実装
・再帰を用いたグラフの探索(バックトラック)

13.ファイル操作
[内容]
・シーケンシャルなファイル処理
・ランダムアクセスファイル処理

14.クイックソートに関する演習
[内容]
・再帰を用いたクイックソートの実装

15.オンライン試験3
[試験範囲]
再帰、二分木、グラフ、ファイル操作、クイックソート