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授業科目名
担当教官
情報処理及び実習
堤  昭博/[藤間]一美/坂野  斎/内藤 洋子
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
252020 E 3 E 1 前期 木/金 III/IV
[概要と目標]
ここれから始まる学生生活の中で情報処理(情報の収集、調査、レポートの作成、情報発信等)の道具としてコンピュータを自在につかえるようになるために必要な情報リテラシ(情報処理の教養・概念の理解とスキル)の獲得を目標とする.講義と実習があり,講義ではコンピュータの仕組み、データの内部表現、基本ソフトウェア、そしてインターネットなどを学ぶ.実習では,Linuxオペレーティングシステムのもとでの様々なソフトウェアの使い方,情報倫理,コンピュータのハードウェアの項目を扱う.
[必要知識・準備]
コンピュ−タの各部の名称(本体,ディスプレイ,キーボード,マウス)程度は、調べておくこと。
[評価基準]
講義実習では、その時間に学習したことを用いたレポートを課す.難易度に応じた基準点に独自性の加点をする.期限内にどの程度理解したかを計るため期限後のレポートの提出は認めない。提出を義務づけない発展的課題のレポートは上と同様の基準で評点に加える.講義では必要に応じてのレポートと期末の試験を課す.講義と実習の比率は60%と40%として最終評価とする。
[教科書]
  1. 九州工業大学情報科学センタ−編, インターネット時代のフリーUNIX入門, 朝倉書店, ISBN:4254121202
    (講義:プリントを配布する。 演習:上記の教科書とWeb上の資料を使う.(http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/ ~banno/))
[参考書]
  1. 大島 篤, 見てわかるパソコン解体新書 Vol.1~4, SOFT BANK
    (講義用参考資料,CGを多様していて楽しい本.)
  2. 渡波 郁, CPUの創りかた 初歩のデジタル回路動作の基本原理と製作, 毎日コミュニケーションズ
    (自習用,CPUと関連する回路の簡潔で本質的な解説.IC10個とテスタ,半田ごてがあればCPUを自作できる仕組みになっている.)
  3. UNIX Super Text  上下, 技術評論社
    (実習用,UNIX系OSの利用,管理方法が詳細に書かれている.)
  4. 手塚 慶一, 電子計算機基礎論, 昭晃堂
[講義項目]
講義:
1.Unixとは
2. ファイルとディレクトリ
3. UNIXコマンド
4.PCの構造
5.情報の表現(R進法)
6.2進数 四則演算 補数
7.数値・文字の内部表現
8.コンピュータの仕組み 論理回路
9.セレクタ
10.半加算器・前加算器
11. ALUの仕組みと動作
12.順序論理
13.中央処理装置の仕組み データバス
14.バスの動作
15.プログラム内蔵方式

実習:
1.タッチタイプ
2. ワードプロセシング
3. 表計算 
4. 電子メイル,情報倫理
5. PC分解組立実習
6. UNIXコマンド,ディレクトリのツリー構造
7.-8. インターネットを使った情報の獲得(1-2)
9.グラフソフト
10.描画,画像ソフト
11.数式清書ソフトTeX 
12.-14. 論理回路とコンピュータの仕組み(1- 3)
15. ホームページ作成