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授業科目名
担当教官
線形代数学II
平野 光昭/教務主任
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251010 A 2 D 1 後期 III
[概要と目標]
 線形代数学?で学ぶ連立1次方程式の解法,行列および行列式に引き続いて,ベクトル空間,線形写像,行列の固有値・固有ベクトル等について学びます。これらは,それ自体が幅広く工学の諸分野へ応用される上に,より高度な応用数学を学ぶ上での基礎をなすものです。例えば機械系の分野では物体の固有振動が行列の固有値として理解できます。
 本講義では主に,これらの知識の修得のみならず,将来に備えて数学的理解力および応用能力を高めることを目標とします。
[必要知識・準備]
線形代数学Iの修得を必要条件としますが,その中に高等学校で学ぶ数学を含むことは言うまでもありません。よく復習しておいてください。
[評価基準]
 中間試験 35%, 定期試験 45%, 学習態度(小テスト,授業中の挙手による発言を含みます) 20% とします。
[教科書]
  1. 石原 繁・浅野 重初 , 理工系の基礎 線形代数, 裳華房, ISBN:4785310936
    (線形代数学Iの続き)
[参考書]
  1. 特に指定しないが、必要に応じて演習書などを購入してください。
[講義項目]
  1.n次元ベクトル空間
  2.行列の階数
  3.連立1次方程式[1]
  4.連立1次方程式[2]
  5.連立1次方程式[3]  
  6.逆行列
  7.1次従属・1次独立[1]
  8.1次従属・1次独立[2]
  9.基底
 10.1次変換
 11.正規直交基底
 12.固有値と固有ベクトル
 13.行列の対角化
 14.対称行列
 15.2次形式