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授業科目名 運動学特論演習III
時間割番号 536306
担当教官名 木村 はるみ
開講学期・曜日・時限 後期・木・VI 単位数 2
<対象学生>
「身体知」「実践知」に興味のある大学院生・研究生
<授業の目的および概要>
体育、身体文化について哲学思想、文学、歴史人類学などの人文科学的アプローチから、考える。特に表現系の身体運動論の専門的理解を深めることを目的とし、芸術的な身体表現に関わる美学的な考察を行う。また日常動作における表現的な側面についても考察を向け、人間の探求へとつなげる。今年度は「修行する身体」のあり方をテーマに
身体の「知」と「識」について考える。」
<授業の方法>
体育・身体文化に関わる哲学思想、文学、社会人類学などの人文科学的なアプローチでテキストを読みディスカッションをして行く。主としてマイネル運動学をベースとして
文化の読み時には記号論的な方法を取り入れる。今年度は東洋的な世界観について研究を進めながら、意識の進化と身体文化について考えたいので、フィールドワークとして寺院、仏閣などを場にあたりたい。
<成績評価の方法>
オリジナリティーのある考察力で積極的に考えててレポートをする
<受講に際して・学生へのメッセージ>
体験を思考にまで高めるのは困難なことですが、実践知の研究にはこの作業は不可欠だと思います。体育学の一領域として、大学院生には教養として持っていただきたい内容です。一緒に考えましょう。
<テキスト>
<参考書>
  1. クルト・マイネル, スポーツ運動学
  2. G・ライル, 心の概念
  3. 田中公明, 曼荼羅
  4. 渡辺俊照, 曼荼羅
  5. ナティア・サーストラ(インド舞踊の古典文献です)
<授業計画の概要>
受講学生と話し合いで決める