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授業科目名 運動学特論III
時間割番号 536305
担当教官名 木村 はるみ
開講学期・曜日・時限 前期・木・III 単位数 2
<対象学生>
「身体知・実践知」に興味をもつ大学院生・研究生
<授業の目的および概要>
身体文化について表現系の運動学的側面から捉え、実践者のサイドから経験や体験を語る方法について考える。ゲーテ理論を背景に持つマイネル運動学をベースとして、今年度は「修行する身体」について考えたい。現状の体育であまりとり上げられることのない東洋的な身体についても考察の対象として、身体の「知」と「識」について考える。
既存の体育論や身体教育論に限定せずに人文科学的な思想と自分の身体の感覚を参考として、身体「の」教育、身体「からの」教育に再検討を加える。
<授業の方法>
具体的には受講生の人数や専門などを考慮して決めるが、テキストの購読、ならびに有形文化についてのフィールドワークを行いながら、ディスカッションによって思考を深める。
<成績評価の方法>
授業への取り組み。オリジナリティーのある思考とその表現方法としてのレポートならびにプレゼンテーションで評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
体育やスポーツ、ダンスや野外活動など、身体からの直接体験を深めている方が多いと思いますが、体験を思考にまで高めるにはどうしたら良いのか一緒に考えましょう。
<テキスト>
<参考書>
  1. クルト・マイネル, スポーツ運動学
  2. G・ライル, こころの概念
  3. 渡辺俊照, 曼荼羅
  4. 田中公明, 曼荼羅
  5. ナティア・サーストラ(インド舞踊の古典文献)
<授業計画の概要>
一回目の受講学生と話し合ってから決める。