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授業科目名 法学特論演習IIB
時間割番号 531418B
担当教官名 藤原 真史
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
 わが国の行政活動のあり方に関する近年のさまざまな改革では、新たな制度の設計にアメリカ行政法が一定の理論的影響を及ぼしてきた。本演習では、パブリックインボルブメントやパブリックコメントあるいは情報公開など、いくつかの切り口からアメリカ行政法に関する文献を読み進め、経済活動や日常生活にも直接、間接の影響を与えるこれら改革の諸相に対する考察を深める。
<授業の方法>
 演習形式で行う。内外の文献の輪読と討論が中心となる。
<成績評価の方法>
 平常点(出席、分担箇所の報告内容等)およびレポート(1回)により評価する。レポートでは、指定した文献の要約とその内容に対する見解の叙述を求める予定である。

 ・平常点 60%
 ・レポート 40%
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 対話と協働をモットーに、本演習が活発な議論の場となることを期待します。
<テキスト>
  1. プリントして配布する予定である。
<参考書>
  1. 授業の中で適宜紹介する。
<授業計画の概要>
 具体的な内容は受講生との対話を通して決定するが、わが国の行政活動のあり方に関する近年のさまざまな改革に影響を及ぼしてきた法制度や理論に関する内外の文献を選定のうえ、輪読、討論を行っていく。文献については、情報公開法制、行政立法手続(パブリックコメント等)、市民参加(パブリックインボルブメント)、政策評価・行政評価に関するものの中から、受講生の関心も反映しつつ選定する予定である。
 なお、時間が許せば、適宜、関連するテーマについて研究発表の機会も設けたい。