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授業科目名 | 教育思想演習II | ||
時間割番号 | 161192 | ||
担当教官名 | 寺 弘昭 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・火・III | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
指定なし | |||
<授業の目的および概要> | |||
「教育の思想」とは、「教育」についての思考(パンセ)のことです。 本演習では、「教育」について思考するさいにその思考を既に(つねに)規定している歴史的枠組み(思考システム)に注目します。そして、その歴史的枠組みを構成するいくつかの柱をテーマとして設定し、それら諸テーマを議論するために適切だと思われる素材(先行研究、史料など)の読解を共同で進めていきます。 |
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<授業の方法> | |||
演習 | |||
<成績評価の方法> | |||
出席、発表、および討論への参加の度合いを、総合的に評価する。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
(未登録) | |||
<テキスト> | |||
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<参考書> | |||
<授業計画の概要> | |||
参加者の関心をも考慮して、いくつかの文献を検討してゆきます。 今回は、教育について考えるさいに必ず問題となる、欲望、快-苦、身体、生命、自己、私、愛、自然、といったテーマを考える糸口として、森岡正博『無痛文明論』(トランスビュー、2003年)、あるいはウィリアム・ジェイムズ『宗教的経験の諸相』(岩波文庫)をとり上げるのはどうかと思っています。後者では、「精神治療運動(Mind-cure movement)」を含め、人間の「二度生まれ(twice-born)」のプロセスを心理学から論じています。 1. 発題 2. 問題関心の交流 3. 検討文献の確定 4.-13. 文献の検討 14. まとめ |