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授業科目名 保育内容(音楽表現)
時間割番号 160463
担当教官名 猪野  純
開講学期・曜日・時限 前期・金・IV 単位数 2
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
?音楽の歓びの体験
 音楽を媒体としたコミュニケーションを子どもとの間に実現するために、まず保育者自身が音楽の歓びを体験する。
?子どもの成長発達と音楽教育の関係の理解
 音楽の持つ、心理的・身体的・社会的機能の理解を経て、子どもの成長発達と音楽教育との関係を考える。
?遊びの世界と音楽
 子どもが遊びの中で学習していることをふまえて、音楽教育における遊びの重要性を再認識する。
?音楽の技を磨く
 音楽の技すなわち保育の技ととらえる。音楽を通して子どもとのコミュニケーションを結ぶための、実践的な音楽センス(=技)を身につける。
<授業の方法>
講義、実技指導、グループワークの3本立てで進める。聴く、歌う、動く、奏でる、想像・創造する総合的な音楽活動を経て、学生自身による音楽活動プログラムの立案と発表に結びつける。
<成績評価の方法>
(小レポート)講義内容の区切りを目安にレポートを課す。
(試験)グループ表現による実技発表と、個人評価のためのレポート提出。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
動く活動が多いので動きやすい服装、履物を用意すること。
<テキスト>
  1. 授業時に資料を配布する。
<参考書>
  1. ISBN:457780249X
    (繁下和雄  著『遊んで楽器』、フレーベル館 繁下和雄ほか著『ジョイ・キャンプ』、カワイ出版 同上     『ジョイ・サークル』、カワイ出版 畑玲子 ほか著『幼稚園・保育園のわらべうたあそび』(春夏編、秋冬編)、明治図書 猪野純   著『ピアノですぐ弾けるおしゃれ伴奏術』、カワイ出版 )
<授業計画の概要>
1.音楽表現とは        ?自己表現の歓び ?表現の技術 ?遊びの世界での展開
2.音を探そう         音への集中力を養う音探しゲーム
3.身体から生まれる音     ボディ・パーカッションによるリズムゲーム
4.身体は一番目の楽器     ダルクローズのリトミック
5.リズム表現のルール     速さの表現、ダイナミクスの表現、メロディの表現ほか
6.音楽と遊び         保育における遊び歌の意義
7.音楽の技?         イメージの視角化としての記譜法
8.音楽の技?         保育におけるピアノ伴奏の発想転換(1)
9.同上            保育におけるピアノ伴奏の発想転換(2)
10.音楽の技?         遊びを応援する楽器のアンサンブル(1)
11.同上            遊びを応援する楽器のアンサンブル(2)
12.歌はすべての人の楽器    歌遊びから出発する系統的な音楽活動
13.歌遊びと子どもの成長発達  遊び歌の種類と子どもの成長発達
14.グループワーク       音楽集会プログラムの立案と発表
15.試験