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授業科目名 【ゼ】本を作ろう(誰にもわかる数の本)
時間割番号 053101S
担当教官名 佐藤 眞久
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
全学部1年次生
<授業の目的および概要>
文章を正確に「読む・理解する・表現する」という基本的な力を付けること、
さらにその前段階である、それらの必要性を感じて貰うことを目的とする。
 焦点を皆さんが小学校以来身近に使ってきた「数」にあて、数についての
面白い内容をグループあるいは個人で調べ発表し、易しい内容にかみ砕いて
中学生位を対象にした本を作る。
 何年かにわたってリレー形式で次第に内容を増やしていく。
その年の学生が、前回まで完成した部分を更に内容をふくらませ、
数年掛けて1冊の書物として完成することを目指す。
現在までの成果は、
http://www.cec.yamanashi.ac.jp/~sato/lecture/smallsemi/smallsemi.html
で参照できる。講義での成果はここの記載されていく。
<授業の方法>
各人が興味ある、或いは調べてみたい「数」について、1つテーマを決め、
それらについて調べセミナー形式で発表し、それらについて話し合い、
内容を高め理解度を深める。次に、それらを中学生でも分かるようにかみ砕いて
説明を出来る位にまで易しく解説を文章に表す。これらを集大成して「数」
について面白くて楽しい内容の「数の本」を作成する。

テーマ設定のための本は、図書館・研究室に備えてあるものを使用。
それ以外の書籍を使う場合は、原則としてこちらで購入するので、
各自が購入はしなくてもよい。勿論、自分のため、将来のために
購入しておくことは良いことです。
<成績評価の方法>
各自の熱意、努力と労働力の提供程度を勘案して評価する。
無断欠席がある場合は単位が出ません。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
パターン化された数や数学を勉強してきた皆さんに
柔軟に物事を考えると、こんなに面白いのか、また
理解がしやすいのかという感動を味わって貰いたい
と思います。
 この講義はゼミですので、セミナー形式ですすみます。
欠席すると授業が成立しないので、欠席は出来ません。
どうしても欠席する場合は数週間前に申告する必要があります。
<テキスト>
  1. 小林昭七, なっとくするオイラーとフェルマー, 講談社
<参考書>
  1. 資料や更に必要な本は授業中で適宜指示。 これらは大学の資料や本を使用する。
<授業計画の概要>
1.概要説明
2.テーマについての討論
3.セミナー(発表と討論1.)
4.セミナー(発表と討論2.)
5.セミナー(発表と討論3.)
6.セミナー(発表と討論4.)
7.セミナー(発表と討論5.)
8.セミナー(発表と討論6.)
9.本の概要討論
10.本の執筆1
11.本の執筆2
12.本の執筆3
13.本の執筆4
14.本の執筆5
15.まとめ