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授業科目名 住宅の地方性
時間割番号 052024
担当教官名 田中  勝
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
住まいやまちなみ・景観は地域の気候風土や歴史・文化、生活様式等に根ざしている。日本各地の住まいを取り上げ、間取りや規模水準、材料・構法、外観デザイン、住まい方等の地方性・地域性の実態とその形成要因について解説するとともに、住まい・建築・まちづくりに関する基礎知識を身につける。
<授業の方法>
授業はVTRや写真等を用いながら講義形式で進める。毎回、出欠確認を兼ねて小テストやレポート等を課す。
<成績評価の方法>
1)出席状況(10%)、2)毎回の授業における小テストやレポート(40%)、3)最終試験またはレポート等(50%)の成績により総合的に評価する。なお、レポートの課題にはVTR等の感想文のほか、フィールドワーク等の調査や統計分析等を含む。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
住まい・建築・まちづくり(都市計画)に関心があり、よりよい住まいやまちなみについて考えたいという意欲的な学生を歓迎。授業を通して、故郷や山梨の住まいについて理解を深めてほしい。
<テキスト>
  1. 特になし。必要に応じて資料を配付する予定。
<参考書>
  1. 眞嶋二郎・田中勝, 暮らし・住まい「住まいの地方性・地域性」, 日本統計協会, ISBN:4-8223-2545-8
  2. 住田昌二, 現代住宅の地方性, 勁草書房
  3. 玉置伸吾, 地域と住宅, 勁草書房, ISBN:4-326-70045-9
<授業計画の概要>
1.住宅の地方性・地域性とは?
2.日本の住宅事情(住まいのキーナンバー)
3.住宅の地方性・地域性の形成要因
4.地域の住まいと住生活(1)
5.地域の住まいと住生活(2)
6.住宅構法・材料
7.住空間の構成
8.住宅平面(1)
9.住宅平面(2)
10.住み方調査
11.住宅政策と都市計画(まちづくり)
12.良好なちなみ・景観の形成
13.山梨の住まい
14.地域に根ざした住まいづくり
15.民家再生

*講義内容は履修学生の人数、および住まい・まちなみに関する話題等によって変更する場合があります。