山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名 | 子どもと文化A | ||
時間割番号 | 052018 | ||
担当教官名 | 加藤 繁美 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・I | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生対象 | |||
<授業の目的および概要> | |||
子どもたちは様々な文化的体験を通して人間へと成長していく。この講義は、子どもの発達と文化の関係を、歴史的・構造的に分析することを目的として展開する予定である。主なテーマとして?子どもの文化的環境としての家族・地域・学校?大人と子どもの間?子どもの発達と文化的体験?「文化財」としての絵本・児童文学といった内容を考えている。 | |||
<授業の方法> | |||
授業は、講義をベースに展開していくこととするが、可能な限り受講生自身が発表する場面を大切にした、双方向的な授業にしていく予定である。 | |||
<成績評価の方法> | |||
毎回の授業終了後、指定された用紙で「授業レポート」を作成し、最終授業日に表紙をつけて提出する。「授業レポート」の提出は試験を受ける基礎条件であり、この内容と試験の成績で、総合的に評価する。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
受講に際しては、学生の能動的な参加を希望します。 | |||
<テキスト> | |||
|
|||
<参考書> | |||
<授業計画の概要> | |||
1. 「子どもと文化」の基本構造を考える 2. 文化としての教育 ・子育て・学校の歴史を、文化の視点から読み解く 3. 児童虐待と子育て不安の現状に考える 4. 育てられる者から、育てる者へ 5. ヒトとして生まれた子どもはどのようにして人間へと育っていくのか 6. 子どもの発達と文化的体験(1) 7. 子どもの発達と文化的体験(2) 8. 絵本・児童文学にみる「子どもと文化」(1) ・成長物語としての絵本・児童文学を考える 9. 絵本・児童文学にみる「子どもと文化」(2) ・ナンセンス、ファンタジーと子どもの発達 10. 絵本・児童文学にみる「子どもと文化」(3) ・生きることの希望を「文化財」にのせて 11. 「過程としての文化」と子どもの発達 ・原風景としての文化をどう保障するか 12. 文化としての「第四空間」と子どもたち ・マスコミの発達と子どもの中の時間・空間 13. 子どもの権利条約時代の子どもと文化 14. 未来志向型文化の時代の子どもと文化 15. 試験 |