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授業科目名 中国語B
時間割番号 050232 Q
担当教官名 今井 俊彦
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
教育人間科学部、中国語Aの修得者
<授業の目的および概要>
前期で学んだことの上に、さらにいくつかの重要な文法事項を学習し、比較的簡単な中国語について、読解,作文,ヒアリングと発音の総合的な能力を身につけることを目標とする。ごく基本的な中国語の文を、読んで理解し、聞き取ることができ、発音でき、作文できるようになることが到達目標である。
<授業の方法>
テキストの内容に沿って、文法事項の説明と練習問題を繰り返していく。練習問題では発音も重視し、簡単な会話文の暗唱の他、置き換え練習や作文も行う。授業を一方的に「聴く」のではなく、自ら考え、発信することに多くの時間を割く。
<成績評価の方法>
1.出席及び授業中の活動を20点とする。語学の授業は毎回出席し、集中して参加するのが基本である。授業回数の1/3以上欠席した者は期末試験の受験資格がない。
2.課題等の提出物を10点,小テストを20点とする。授業で学習したことを定着させるためには、授業時間外での学習も欠かせないため、提出物と小テストでその成果をはかる。
3.学期末試験を50点とする。半期で学んだ知識の定着と応用力を問い、到達目標に達しているかを判断する。
以上合計100点のうち60点以上獲得した者に単位を認定する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
前期のうちに消化しきれなかった文法事項がある者や、発音に自信がない者こそ、授業に積極的に参加して欲しい。間違うことは恥ではない。語学の習得は、間違いの積み重ねの上に成り立つのである。随時質問を受け付けるので、わからないことをそのままにしておかないという姿勢で臨んで欲しい。
<テキスト>
  1. 讃井唯允, 着実に学ぶ中国語20講―入門速成コース―, 朝日出版社, ISBN:4-255-45106-0
<参考書>
<授業計画の概要>
第1回~第14回 テキストは1つの課がA・B2つのパートから成り、1回の授業で1つのパート、2回の授業で1課を終えるくらいのペースで進めていくが、学生の理解度によっては、多少変更になる可能性もある。文法事項の説明と、新出単語を用いた置き換え練習を繰り返し、簡単な会話文の暗唱、巻末ドリルの練習問題などを行い、応用力を身につける訓練をする。各回において学ぶ主な文法事項は以下の通り。
1.時間量の言い方・動態助詞の“了”
2.否定の“没”・文末助詞の“了”
3.“了”の用法のまとめ、否定文や疑問文
4.助動詞“能”と“得”
5.動詞の“会”と助動詞の“会”
6.動詞の“要”と助動詞の“要”
7.“要~了”の使い方・動詞の“給”と前置詞の“給”
8.動態助詞の“着”
9.動態助詞の“過”・助動詞の“想”
10.副詞の“在”・動詞の重ね型
11.進行表現のまとめ
12.助動詞の“可以”・推量や勧誘の文末助詞
13.二つの“了”
14.比較文

第15回 期末試験