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授業科目名 | 中国語A | ||
時間割番号 | 050231 Q | ||
担当教官名 | 今井 俊彦 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・木・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
教育人間科学部 | |||
<授業の目的および概要> | |||
「ピンイン」とよばれる中国語の独特な発音表記法をマスターし、基礎的な語彙を覚えると共に、英語とも日本語とも異なる「中国語」の文法の基礎を学ぶ。学習内容を理解し、定着させることが到達目標である。 | |||
<授業の方法> | |||
テキストの内容に沿って、文法事項の説明と練習問題を繰り返していく。練習問題では発音も重視し、簡単な会話文の暗唱も行う。授業を一方的に「聴く」のではなく、自ら考え、作業することに多くの時間を割く。 | |||
<成績評価の方法> | |||
1.出席及び授業中の活動を20点とする。語学の授業は毎回出席し、集中して参加するのが基本である。授業回数の1/3以上欠席した者は期末試験の受験資格がない。 2.課題等の提出物を10点,小テストを20点とする。授業で学習したことを定着させるためには、授業時間外での学習も欠かせないため、提出物と小テストでその成果をはかる。 3.学期末試験を50点とする。半期で学んだ知識の定着と応用力を問い、到達目標に達しているかを判断する。 以上合計100点のうち60点以上獲得した者に単位を認定する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
「漢字を使うから何となく意味がわかる」などの安易な理由で中国語を選択した学生は、中国語は外国語であることを早めに認識してもらいたい。さもなければ、単位を認定される可能性はほとんどないであろう。日本と中国では漢字の字形や意味に違いがあり、文法も全く異なる。特に最初の難関となるのは発音である。日本人が苦手とする「n」と「ng」の区別をはじめ、日本語にはない発音が数多くあり、これらをマスターできなければ、中国語の上達はありえない。しかし大きな声で発音練習に参加していれば、自然にマスターできるものである。間違いを恐れず積極的な姿勢で臨むこと。 | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
第1回 ガイダンスを行い、授業計画や成績評価についての具体的な説明や、辞書の紹介などを行う。また参加者全員に自己紹介をしてもらう。 第2回~第14回 テキストは1つの課がA・B2つのパートから成り、1回の授業で1つのパート、2回の授業で1課を終えるくらいのペースで進めていく。しかし学生の理解度によっては、多少変更になる可能性がある。初めのうちは発音練習が主であり、母音や子音などを一つ一つ練習していく。その後は文法事項の説明と、新出単語を用いた置き換え練習を繰り返し、簡単な会話文の暗唱、巻末ドリルの練習問題などを行う。各回において学ぶ主な発音や文法事項は以下の通り。 2.四声・母音 3.子音(有気音、無気音、摩擦音)・動詞と目的語の語順 4.子音(そり舌音)・疑問詞 5.“一”の変調・r化・数量詞の語順 6.ピンイン表記の注意点・連体修飾の“的” 7.発音総まとめ・疑問の文末助詞 8.前置詞の“在”と動詞の“在”・疑問文のまとめ 9.指示詞・数の言い方 10.指示詞の使い方応用編 11.金額や重さの言い方、たずね方 12.月日の言い方、たずね方 13.名詞述語文・連動文 14.時刻の言い方と語順・単純方向補語 第15回 期末試験 |