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授業科目名
精神看護活動論1
担当教官
水野 恵理子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H004282 2 2 後期
[学習目標]
一般目標
 精神医療の歴史と現状、及び精神看護の対象に関する知識を修め、精神看護に必要な技術の理解を深めるとともに、対象者の人権について学ぶ
行動目標
1)知   識
(1)精神看護学の基本概念、精神科医療の歴史を理解する
(2)精神の健康と身体機能・社会的状況との関連を理解する
(3)精神の健康に及ぼす要因を理解する
(4)精神障害者と家族を理解する
2)技   術
(1)言語的・非言語的コミュニケーションの手段を用いて対象をありのままに受け入れることができる
(2)自己の思いや考えを正確に伝えることができる
(3)精神障害者に不安を与えない接近の技術を身につける
(4)治療的な患者−看護師関係の技術を身につける
(5)精神障害者への看護過程展開の技術を身につける
(6)精神障害者の家族への援助技術を身につける
3)態   度
(1)対象者の人権を尊重した態度がとれる
(2)精神障害者に対する自己の思いに気づき、精神障害者を尊重した態度がとれる
(3)精神障害者や精神障害者への看護に関心を持つことができる
(4)精神障害者が社会でどのように受け入れられているのか気づくことができる
(5)精神障害者の家族の気持ちを尊重した態度を学ぶ
[授業計画]
8:45~10:15 講義及び実習内容(担当教官)
平成16年
1)10月 5日(火)精神看護学とは(水野)
2)10月12日(火)コミュニケーションの技術(水野)
3)10月19日(火)心の健康とは、精神機能の発達(水野)
4)10月26日(火)精神力動と自我防衛機制(水野)
5)11月16日(火)精神医療の歴史と現状1(水野)
6)11月30日(火)精神医療の歴史と現状2(水野)
7)12月 7日(火)精神科における倫理的諸問題と人権保障(水野)
8)12月14日(火)精神保健福祉法(水野)
平成17年
10) 1月11日(火)精神障害の診断と治療過程(水野)
11) 1月18日(火)精神病院の機能(水野)
12) 1月25日(火)手記を読む−グループワーク1(水野)
13) 2月 1日(火)手記を読む−グループワーク2(水野)
14) 2月 8日(火)精神障害者と家族(水野)
15) 2月15日(火)試験
[評価基準]
筆記試験および課題レポートの提出で行う。
[教科書]
[参考書]
  1. 外口玉子他著, 系統看護学講座 精神看護学[1]精神保健看護の基本概念 第2版, 医学書院, ISBN:4260352059
  2. 外口玉子他著, 系統看護学講座 精神看護学[2]精神保健看護の展開 第2版, 医学書院, ISBN:4260352164
  3. 外口玉子他著, 系統看護学講座 別巻13 精神疾患患者の看護第9版, 医学書院, ISBN:4260355228
  4. 中井久夫,山口直彦著, 看護のための精神医学, 医学書院, ISBN:4260331167
  5. 服部祥子著, 人を育む人間関係論 援助専門職者として、個人として, 医学書院, ISBN:4260332791