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授業科目名
精神看護活動論2
担当教官
水野 恵理子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H004073 2 3 前期
[学習目標]
一般目標
 精神の健康のレベルおよび精神障害者に対する看護を理解し、看護を展開する能力を養う
行動目標
1)知   識
(1)精神看護学の変遷を理解する
(2)精神の健康と身体機能・社会的状況との関連を理解する
(3)精神の健康に及ぼす要因を理解する
(4)精神障害者と家族を理解する
(5)精神障害者とその家族への看護を理解する
(6)我が国及び世界の精神保健の動向を理解する
2)技   術
(1)言語的・非言語的コミュニケーションの手段を用いて対象をありのままに受け入れることができる
(2)自己の思いや考えを正確に伝えることができる
(3)精神障害者に不安を与えない接近の技術を身につける
(4)治療的な患者−看護師関係の技術を身につける
(5)精神障害者への看護過程展開の技術を身につける
(6)精神障害者の家族への援助技術を身につける
3)態   度
(1)精神障害者に対する自己の思いに気づき、精神障害者を尊重した態度がとれる
(2)精神障害者や精神障害者への看護に関心を持つことができる
(3)精神障害者が社会でどのように受け入れられているのか気づくことができる
(4)精神障害者の家族の気持ちを尊重した態度を学ぶ
[授業計画]
13:00~14:30 14:45~16:15	
             講義内容(担当教官)
1)4月13日(火)○精神疾患患者の病態に応じた看護の実際(水野)
          1.幻覚・妄想状態にある人の看護
          2.無為・自閉状態にある人の看護
3)4月20日(火)3.躁状態にある人の看護(水野)
          4.鬱状態にある人の看護
          5.摂食障害者の理解と看護
5)4月27日(火)6.アルコール依存症者の理解と看護(水野)
          7.薬物依存者の理解と看護   
7)5月11日(火)○治療法(水野)
          1.薬物療法
          2.電気けいれん療法
9)5月18日(火)3.精神療法(水野)
          4.集団とは
11)5月25日(火)5.集団療法におけるグループダイナミクスの概念(水野)
          6.集団療法の看護活動への応用
13)6月 1日(火)精神科救急、急性期の実際と看護(水野)
15)6月 8日(火)医師からみた医療チームの連携と地域精神看護(長坂)
17)6月15日(火)臨床心理士からみた医療チームの連携と地域精神看護(菅)
19)6月22日(火)精神保健福祉士からみた医療チームの連携と地域精神看護(花田)
21)6月29日(火)リエゾン精神看護(水野)
23)7月 6日(火)精神科リハビリテーション看護活動(水野)
25)7月13日(火)演習1−プロセスレコード、看護過程(水野)
27)7月20日(火)演習2−事例検討(水野)
29)7月27日(火)試験
注)担当教官の都合により,講義実施日に変更することがあるので,あらかじめ了承のこと
[評価基準]
 筆記試験および課題レポートの提出で行う。
[教科書]
[参考書]
  1. 川野雅資編著, 精神障害者のクリニカルケア:症状の特徴とケアプラン, メヂカルフレンド社, ISBN:4839205957
  2. 「こころの看護学」編集委員会編, こころの看護学 抑うつ状態のケア 第4巻1号, 星和書店, ISBN:4791165136
  3. 田中美恵子編著, 精神看護学 やさしく学ぶ看護学シリーズ, 日総研出版
  4. 宮本真巳, 感性を磨く技法1 看護場面の再構成, 日本看護協会出版会, ISBN:4818004626