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授業科目名
担当教官
多次元信号処理特論
大木  真
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
417260 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
 従来,情報伝達の主流であった音声データや文字列などが時間のみを変数として持つ1次元信号であったのに対して,マルチメディア情報処理において重要な役割を果たす画像・動画像・3次元画像などのような信号は,複数の変数を持つ多次元信号である.また,多次元信号はアナログ的に処理することが難しいため,多くの場合,ディジタル信号処理を用いることになる.
 本講義では,多次元信号処理の理論を通して現代的な信号処理の概念を習得することを目標とする.
[必要知識・準備]
フーリエ変換やz変換など,信号処理に関する基礎的な知識
[評価基準]
レポートによって評価する
[教科書]
  1. 川又 政征・樋口 龍雄, 多次元ディジタル信号処理, 朝倉書店, ISBN:4-254-22133-9
[参考書]
  1. 担当教官のWebページhttp://www.sp.es.yamanashi.ac.jp/~ohkiに記載する
[講義項目]
1. 多次元の信号とシステム
2. 多次元フーリエ変換
3. 多次元サンプリング定理
4. 多次元z変換と伝達関数
5. 多次元非再帰形フィルタ
6. 多次元再帰形フィルタと安定性
7. 多次元状態空間モデル
8. 多次元スペクトル推定