山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
担当教官
|
|||||
細胞培養工学特論
|
黒澤 尋
|
|||||
時間割番号
|
単位数
|
コース
|
履修年次
|
期別
|
曜日
|
時限
|
414120 A | 2 | (未登録) | 1 | 後期 | 月 | V |
[概要と目標] | ||||||
再生医療を実現する上での工学的課題を明らかにし、ティシュエンジニアリングの基盤技術である細胞や組織の培養技術について講義する。 | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
細胞に関する生化学的知識及び培養工学の基礎知識を有することが望ましい。 | ||||||
[評価基準] | ||||||
レポートの提出を求め、その内容を評価する。これに、出席状況を勘案し、最終評価とする。 | ||||||
[教科書] | ||||||
|
||||||
[参考書] | ||||||
|
||||||
[講義項目] | ||||||
1)細胞培養の基礎 細胞増殖の動力学、動物細胞の培養技術と培養操作、酸素供給法など細胞培養に必要な工学的知識を修得させる。酸素供給については、酸素移動速度論に基づき、酸素透過膜や人工血液の利用についても言及する。 2)細胞の増殖と分化の制御 細胞を効率よく増殖(増幅)する方法、及び細胞を分化・成熟させて特定の機能を発現させる方法、細胞から組織を再構築する方法などについて講義する。各種増殖因子や細胞外マトリックス、さらに人工のバイオマテリアルが細胞の増殖と分化にどのように影響を及ぼすかについて論じる。 3)バイオ人工臓器内での細胞培養技術 人工肝臓や人工膵臓のように細胞や組織なとの生物的要素と人工的な材料を組み合わせるバイオ人工臓器を開発する際に必要な、限定された空間における高密度細胞培養法について解説する。 |