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授業科目名
担当教官
細胞培養装置学特論
天野 義文
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
414010 A 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
<天野義文教授>
各種の細胞培養において、培養目的を達成するためには、それぞれの細胞特性についての理解、培養装置と培養方法の的確な選択が必要である。
 本講義ではバイオテクノロジーの基盤技術である細胞や組織の培養技術の先端を、細胞生理学、培養工学、培養装置の基礎知識と連携させて講義する。
1)増殖特性と代謝生理学の基礎
 細胞培養を代謝生理学に基づいて理解させるため、細胞構成成分の合成ルートとエネルギー発生、酵素活性、増殖活性、同化と異化のカップリングに対する培養環境因子の影響を論じる。
2)細胞増殖に於けるマス・エネルギーバランスを生体内酸化還元収支に基づいて理論的に計算する方法を講義する。増殖活性、呼吸活性、RQと細胞増殖との関係を講義し、細胞培養が、酸素供給や増殖基質供給、培養装置によりどの様な影響を受けるか述べる。培養装置(バイオリアクター)、培養操作法など細胞培養に必要な工学的知識を修得させる。
3)バイオリアクターとバイオセンサー
 微生物バイオセンサーも広い意味では細胞反応を利用したリアクターである。細胞の固定化、酸素供給、反応速度論など、バイオセンサー開発の実務を通して得られた一連の成果は学習教材として教授する価値がある。基礎研究から特許取得までの経過を講義する。人工肝臓用バイオリアクターについても最近の知見を基に解説する。
[必要知識・準備]
(未登録)
[評価基準]
(未登録)
[教科書]
[参考書]
[講義項目]
(未登録)