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授業科目名
担当教官
地盤防災工学特論
後藤  聡
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
405265 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
地盤に関連した自然災害として地震時の液状化をとりあげ、液状化の発生メカニズムや予測法、対策工などについて概説する。さらに、地盤の地震応答解析、液状化を表現できる有効応力モデル、有限要素法における液状化の数値解析等について説明し、液状化現象の理論的な考察を行う。また、地盤と基礎構造物の地震時の相互作用についても説明する。
[必要知識・準備]
必要な知識として以下が挙げられる。
・土質力学
・土質工学
・微分方程式、編微分方程式
[評価基準]
以下の項目により評価する。
・出席
・レポートの内容
[教科書]
  1. 配布資料
[参考書]
[講義項目]
 1.液状化の被害事例とメカニズム
 2.液状化を軽減するための対策工
 3.液状化の予測と判定(簡易判定法)
 4.液状化のハザードマップによる防災
 5.質点系の振動理論
 6.土の動的変形特性の表現方法
 7.波動伝播理論、重複反射理論
 8.土と水の2層混合体理論
 9.SHAKEによる地震応答解析
10.集中質点法による応答解析
11.液状化を表現できる有効応力モデル(弾塑性モデル)
12.有限要素法における液状化の数値解析
13.液状化のシミュレーション
14.土と構造物の相互作用