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授業科目名
担当教官
環境数理解析特論
安尾 南人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324235 2 土木環境工学 1 後期 IV
[概要と目標]
 流体力学は、環境科学の多くの分野において、土台をなす数理的側面の理解に不可欠なものの一つである。そのような観点から、この授業では、流体力学の根幹の一つであるナビエ・ストークスの方程式とその周辺の数理とについて考察し、その理解を深めることを目標とする。
[必要知識・準備]
 数学における線形代数学や微分積分学の基礎的知識、特に解析学の素養を持っていることが望ましい。また、物理学のうち特に力学についての初歩的な知識を必要とする。
[評価基準]
 授業内容に対する理解度・洞察力を、演習問題を解いたりそのレポートを提出してもらうことを通じて計り、評価を決定する。
[教科書]
  1. 九州大学大学院総合理工学府大気海洋環境システム学専攻編, 地球環境を学ぶための流体力学, (株)成山道書店, ISBN:4-425-71301-X
[参考書]
  1. 日野幹雄, 流体力学, (株)朝倉書店, ISBN:4-254-20066-8
    ((推薦する参考書の一例として)
[講義項目]
 1.準備(1)
 2.準備(2)
 3.流体と流体力学
 4.応力と応力テンソル
 5.流体運動の記述
 6.質量保存則
 7.完全流体の方程式
 8.流体の局所的運動と変形
 9.変形速度と応力の関係
10.ナビエ・ストークスの方程式
11.エネルギー方程式
12.過度と過度方程式
13.補遺(1)
14.補遺(2)
15.まとめ