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授業科目名
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担当教官
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超微量分析化学
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岩附 正明/川久保 進
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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285210 | 2 | AA | 4 | 前期 | 月 | I |
[概要と目標] | ||||||
超微量物質あるいは極わずかの割合で含まれる成分が性質を大きく左右する場合が広く知られるようになり、そのような超微量物質や超微量成分の分析が要求されている。しかし、それは容易ではなく、汚染や損失に対する細心の注意と高感度な分析法や高効率の濃縮法が必要となる。本科目ではこれらに必要な事項を扱い、超微量分析及び超微量成分分析を行うのに必要な基本的素養を養うことを目標とする。 | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
「定量分析化学」、「機器分析化学第一」及び「機器分析化学第二」の内容をよく理解しておくこと。また、「機器分析化学演習」を履修していることが望ましい。 | ||||||
[評価基準] | ||||||
講義中の質疑応答、レポート、外国文献の紹介内容、出席状況などを総合して行う。 | ||||||
[教科書] | ||||||
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[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1.超微量分析化学緒論 1.1超微量分析と超微量成分分析 1.2化学分析値の信頼性―汚染と損失 1.3超微量物質の秤取り−電子天秤とマイクロピペット 2.分離濃縮法 2.1溶媒抽出; 2.2選択溶解; 2.3共沈捕集 2.4起泡分離; 2.5重液分離; 2.6磁気分離 3.超微量分析法 3.1微小部X線回折法; 3.2X線マイクロアナリシス 3.3大気粒子状物質分析への応用 3.4金属中の介在物分析への応用 4.超微量成分分析法 4.1蛍光X線分析法; 4.2 ICP発光・質量分析法 4.3反応速度法; 4.4流れを用いる分析法 4.5水分析への応用; 4.6堆積物分析への応用 5.超微量分析に関する外国文献の紹介 |