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授業科目名
担当教官
特別講義第三
(  )
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
284070 2 L 4 集中 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
以下の3項目の集中講義から2項目以上の講義を履修すること。
1。今野修平(国土計画論):国土計画は経済計画、社会計画、環境計画、空間計画から構成されている。空間計画は国土総合開発計画と国土利用計画に分かれる。本授業では(1)国土総合開発計画を中心にその過去、現在、未来を講義すること、(2) 左右前後の他のいろいろな国土計画との関係を講義すること、(3) 先進諸外国における国土計画の状況を講義すること。である。

2。柴崎亮介(地理情報システム):測量学の最先端技術である地理情報システム(GIS)について学ぶ。GISは実世界のソフトコピー(ディジタル空間世界)をコンピュータ上に構築、維持更新し、それを社会の共有財産として(公共財的に)利用する技術であり、地球環境管理から地域環境管理・地域計画・施設設計に至るまで不可欠な技術になりつつある。毎年、最新情報に更新して講義する。

3。神田 学(都市気象学):都市の環境問題における、気象学の応用理論について概説すると同時に、それらに関わる最近の話題を取り上げ詳しく論じる。これにより、都市環境と気象現象との関わりについて理解する能力を養うことを目的とする。
[必要知識・準備]
1。
2。特になし
3。物理学の基礎(熱力学、流体運動など)。これらについては、講義開始までに復習しておくことが望ましい。
[評価基準]
1。
2。出席によって評価する。
3。出席及びレポート、講義ノートの提出により評価する。
[教科書]
  1. 1。講義前に必要資料を配付する。 2。講義前に必要資料を配付する(掲示に注意して下さい)。 3。特に指定しない。
[参考書]
  1. ISBN:4254161107
    (1。講義前に、参考文献を通知する。 2。特に指定しない 3。近藤純正著、水環境の気象学ー地表面の水収支・熱収支ー、朝倉書店)
[講義項目]
 1。1)わが国の国土総合開発計画の歴史
   2)諸外国の国土計画
   3)わが国の国土総合開発計画と他の計画との関係

 2。1)測量の最先端技術の概要
   2)地理情報システム(GIS)とは何か
   3)GISの事例
   4)GISのしくみ(基本的な技術)
   5)ベクター型GIS
   6)ラスター型GIS(リモートセンシング)
   7)3次元計測技術
   8)GISの将来

 3。
   1)基礎編:大気境界層、地表面熱収支、大気乱流
   2)メソスケール気象: 気象予測技術の応用、GPS気象学
   3)生物気象−応用編: 都市緑地の環境保全機能の実測とモデル化
               森林の生長モデル、屋外大観温度の予報
   4)都市気象−応用編: 都市境界層における現地観測
               都市模型のミニチュア実験
               インバランス問題