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授業科目名
担当教官
ディジタルメディア処理
森  英雄
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273705 2 G 3 後期 II
[概要と目標]
現在情報網を介して交換される情報は文字だけでなく、画像、音声、映像またそれらをミックスしたものになっている。この講義ではCD、DVD、デジタルTVなどを媒体とするマルチメディアの性質と取り扱い方を学ぶ。特にそれらのメディアはディジタル信号を圧縮して伝送し、復元して表示する。 ここでは画像の入力、圧縮、表示の基礎技術について学ぶ。
[必要知識・準備]
データの符号化やサンプリングの知識があることが必要である。その意味で「離散数学」、「データ解析」など基礎的科目を取っている事が望ましい。
[評価基準]
レポート、試験による。
[教科書]
  1. 選定中
[参考書]
  1. ISBN:4769350937
    (1)新田、長沢監修「マルチメディア技術の話」工業調査会、1995. ¥2,678 2)藤原監修「CDとビデオDVD」アスキー出版局、1996.¥2,200)
[講義項目]
  1.ビデオ映像信号:複合映像信号、ガンマ特性と解像度、カラー信号、撮像素子
  2.静止画圧縮:予測符号化、エントロピー、ハフマン符号化、DCT変換、JPEG
  3.動画像圧縮:フレーム間予測、動き補償、MPEG1、MPEG2、ディジタルTV
  4.色彩工学:明度色相彩度、RGB表色系/XYZ表色系/マンセル表色系/RGB/HLS変換
  5.コンピュータグラフィックス
  6.液晶ディスプレイ:液晶の原理、液晶ディスプレイの捜査方式
  7.コンピュータビジョン
  8.オーディオ圧縮:CD、DVD