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授業科目名
担当教官
ハードウエア設計
関口 芳廣/古田 敏
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273402 2 F 4 前期 II
[概要と目標]
 高度な情報システムを設計、製作しようとすると、ASICの設計と検証ができる必要がある。この授業の目的は、講義と演習を通してASICの設計、検証の方法を身につけることである。。
 授業では、ESDAやHDLを利用してLSIを設計し、論理合成を行って、シミュレータで検証したり、実際の回路で動作確認を行ったりする。講義中の演習の他、宿題も多く出し、実際に役立つ技術を身に付けられるようにしている。
[必要知識・準備]
 「ハードウエア実験I、II」でコンピュータの設計製作とPLDの利用経験があることを前提に講義を進める。デイジタル回路の知識も必要である。
[評価基準]
以下の3項目を総合的に使用して評価する。
1.授業中に出す演習課題の達成度
2.宿題として出す課題の達成度
3.授業の出席状況
[教科書]
  1. 桜井至, HDL設計入門, テクノプレス, ISBN:4-924998-24-9
[参考書]
  1. 特に指定しないが、授業中関連資料を配布するので参考にしてほしい。 集中講義「ASICの設計と検証」を合わせて受講すると効果的である。
[講義項目]
1.これまでの基礎知識の整理と授業の概要説明
2.論理回路の設計手法(組み合わせ回路)
3.論理回路の設計手法(順序回路)
4.PLD, CPLD, FPGAについて
5.コンピュータによる自動設計
6.HDLの基本構文
7.HDLの応用構文
8.HDLによる基本モデリング
9.タイミング解析
10.簡単なIC設計演習(1)
11.簡単なIC設計演習(2)
12.ハイレベル設計
13.実用的なIC設計(1)
14.実用的なIC設計(2)
15.講義のまとめ